「NEW LIFE:リプレイのない展覧会」
会期 | 8月6日(日) – 10月1日(日) |
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時間 | 9:45 – 17:30(最終入場 17:00) ※ 9/1(金) 以降 9:45 – 17:00(最終入場 16:30) |
休館日 | 無休 |
会場 | 札幌芸術の森 (札幌市南区芸術の森2丁目75) 美術館〈クリスチャン・マークレー/刀根康尚/鈴木昭男〉 野外美術館〈藤田陽介、鈴木昭男〉 工芸館〈∈Y∋〉 有島武郎旧邸〈鈴木昭男〉 |
注意 | 工芸館展示ホールは展示メンテナンスのために1時間おきにクローズします。 【公開時間】10:00 – 11:00、12:00 – 13:00、14:00 – 15:00、16:00 – 17:00 ■9月30日(土)は工芸館展示ホールを13:00でクローズします。 (公開時間 10:00 – 11:00、12:00 – 13:00) ■10月1日(日)は ・美術館が19:00まで延長します。(開館時間 9:45 – 19:00) ・工芸館展示ホールを9:45 – 12:00まで閉館します。 また、18:00 – 19:00の公開時間が追加になりました。 (公開時間 12:00 – 13:00、14:00 – 15:00、16:00 – 17:00、18:00 – 19:00) |
札幌芸術の森会場は、点在する建物とともに、野外美術館も含めた広大な森全体を使って展開します。
芸術の森美術館には、世界的に最も注目される現代美術のアーティストの一人であり、ターンテーブルなど録音メディアを使った演奏の先駆者であるクリスチャン・マークレーと、前衛芸術家として60年代から伝説的な活動を展開してきた刀根康尚。工芸館には、ロック・バンド、ボアダムスの中心人物として知られ、ビジュアル・アーティストとしても各界に大きな影響力を持つ∈Y∋。森の中には、サウンド・アートの先駆者であり、場と音についての独自の探求を続けてきた鈴木昭男と、森羅万象を楽器として音響空間を生み出してきた藤田陽介がそれぞれ作品を設置。いずれも音を表現の入り口として、唯一無二の活動を続けてきたアーティストたちです。
光を闇の存在によって浮かび上がらせるように、彼らは、過去の時間を蘇らせる手段としてのメディアの機能を問い直しながら、いま、ここにしか存在しない感覚の領域へと分け入って行きます。彼らの作品を通して、「再生」という言葉が、単なる過去の再現ではない、その都度現れる鮮烈な生の瞬間の連環として捉え直されたとき、「展覧会」という形式も、共有のための新しい環境として更新されていくはずです。