事務局からのひとり言
2018.02.08

SIAF的雪まつりの思い出

SIAFラボが主催する「さっぽろ垂氷(たるひ)まつり」は、大通13丁目の札幌市資料館で開催中ですが、その手前、大通西1〜12丁目を会場に開催されているのが、ご存知「さっぽろ雪まつり」です。

今年も大小様々な雪像(と美味しい屋台)が並び、たくさんの方で賑わっています。

特に大雪像で行われているプロジェクションを見ると、SIAF事務局の人間としては、去年のあの記憶が呼び起こされます。

札幌国際芸術祭2017では、昨年の「さっぽろ雪まつり」に参加し、岸野雄一さんが芸術監督をつとめるプログラムを実施しました。
それがこちら、『トット商店街』です。

この動画、フルバージョンでご覧いただけます。
「懐かしい、、、」と思ってくださった方もいるかもしれません。
テレビの歴史を体現している女優・黒柳徹子さんの姿をした天女が巨大な街頭テレビを携えて、商店街に舞い降りている高さ12mの大雪像。
ここを舞台に、岸野さん扮する農夫と犬のジョンが出演したこのプログラムは、影絵、アニメーション、実写、音楽が融合する、ハイブリッドなパフォーマンスとなりました。

「あんな作品、パフォーマンスがあったなぁ」と、何かをきっかけにふと思い出して、過去のSIAFをまだ楽しんでいる自分に気がつくことがあります。
冬の風物詩「さっぽろ雪まつり」は、おそらくこの先も毎年『トット商店街』の記憶をよみがえらせてくれるのでしょう。

今年も雪まつり会場では、プロジェクションを活用したプログラムが多く開催されているようです。白い雪とプロジェクションは、相性抜群なのだなぁと思います。

「さっぽろ雪まつり」と「さっぽろ垂氷まつり」、大通公園で開催されているいずれのイベントも2月12日(月・休)までです。
札幌ならではの冬を、まだまだ楽しみましょう。

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