
トーク
札幌国際芸術祭2027 キックオフ カンファレンス 第2部
第2部:ここから始動!札幌国際芸術祭2027 最新情報トークセッション
札幌国際芸術祭(SIAF)は、始まった2014年より一貫して“芸術祭で生まれる価値を市民に還元すること“の重要性を踏まえ、さまざまな手法で共有する機会を創出してきました。その価値とは、経済的な利益だけでなく、“札幌らしさ”の再発見や、鑑賞から行動へと市民の参加意欲を引き出す仕組み、知的好奇心や探究心の醸成など多岐に渡ります。こうした市民への価値還元は、私たちのアイデンティティであり、SIAFの独自性だと考えています。
2027年1月から2月に開催予定のSIAF2027では、この方向性をさらに深め、SIAF2024よりもさらに新しい次世代の芸術祭へと進歩させようとしています。今回のキックオフイベントの第2部では、SIAF2027に向けた最新動向として、「学び」をベースにした市民参加のあり方を考えます。また1部・2部どちらも、2025年6月に発表予定のSIAF2027のテーマについて詳しくご紹介します。ぜひご参加ください!
SIAFと市民参加
SIAFは、これまで市民との多様な関わり方を育んできました。SIAF2024からは「SIAFスクール」として「出前授業」を通じて子どもたちの探究心を育み、「ふむふむプロジェクト」では市民の主体的な参加を促進し、「教育喫茶」では教育関係者との連携を強化してきました。これらの取り組みは、芸術祭が市民一人ひとりの学びや発見、行動の場となる可能性を示しています。
今回のイベントでは、SIAF2027のテーマや企画体制に関わる新たなチームメンバーの紹介とともに、市民がどのように関わり、どのような価値を共に創出できるのかを考えます。
芸術祭に興味があるみなさん、これから関わってみたいと考えているみなさん、まずはこのイベントから始めてみませんか?
イベント概要
日時 | 2025年6月20日(金) 18:30〜20:00 |
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会場 | 札幌市 図書・情報館1Fサロン (札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ) |
プログラム内容 | ・SIAF2027テーマと芸術祭の歩み ・SIAFスクールの取り組み紹介(「出前授業」「教育喫茶」「ふむふむプロジェクト」など) ・ふむふむプロジェクトの実践と今後 |
定員 | 50人(先着) |
申込締切 | 6月18日(水)15:00 |
登壇者紹介
- 小川秀明(クリエイティブディレクター)
- 細川麻沙美(フェスティバルディレクター)
- 漆 崇博(スクールディレクター)
- 丸田知明(スタジオディレクター)
- NPO法人 ezorock
- ふむふむサポーター

左から 漆、細川、小川、丸田