2021.07.15
重要なお知らせ
[次回 札幌国際芸術祭の方向性決定について]
札幌国際芸術祭実行委員会では、去る7月14日(水)に開催いたしました同委員会におきまして、次回、約3年後に開催する札幌国際芸術祭(略称:SIAF)の方向性について決定いたしました。
次回 SIAFは、中止となったSIAF2020の方針を受け継ぎつつ、さらにアップデートを図ってまいります。
実行委員会では今後ディレクターの人選を行い、来年1月を目途に発表する予定です。
引き続き札幌国際芸術祭にご関心をお寄せいただきたく、よろしくお願い申し上げます。
■ 次回札幌国際芸術祭開催方針
<会期>
- 冬季開催(2023年度)※2024年冬
※ 降雪等の札幌の特徴がより強く発揮できる会期設定を検討
<会場>
- まちなかと郊外会場を設定
- 冬の札幌の魅力を生かした会場を設定
<プログラムの方向性>
- 寒冷な気候や雪、北方圏の文化を題材とした作品やプロジェクトを紹介
- 現代アートに親しみやすい作品・題材・プログラムの提供
- 満足度や質を向上させる取り組みでこれまでの芸術祭をアップデート
- 市全体で祝祭感を演出
- 芸術祭と出合う多様な機会を創出
- 市民に響く展示を実現
- 先進性を伴った国際発信
<企画体制>
- 地元の専門人材を積極的に登用し、札幌ならではの芸術祭/地元に経験を残せる体制を構築
- 芸術祭と鑑賞者を繋ぐ役割として「コミュニケーションデザインチーム」の設置を検討
■ ディレクター選考基準
- 企画体制のメンバー・コミュニケーションデザインチーム及び事務局と共に現代アート・メディアアートの企画が実現できること
- 札幌市がユネスコ創造都市ネットワークに「メディアアーツ都市」分野で加盟していること及び札幌国際芸術祭基本構想を踏まえ、SIAF2024(仮称)の目指すところを実現する芸術祭のテーマ・コンセプトを設定できること
- 地元の専門人材(地域学芸員、コミュニケーションデザインチーム等)を含んだ体制で、互いを尊重し協働して企画立案等を進めることが可能であること
- SIAF2024(仮称)の代弁者として芸術祭を発信することが可能であること(スポークスパーソン)
- 札幌・北海道の歴史、文化、風土に詳しく、冬の札幌の特色を活かした展覧会の企画監修が可能であることが望ましい