事務局に必要なメンバー

規模も働き方も柔軟に事務局をつくる

事務局の人数規模はタイミングによって変動する
サイアフが終わったあとの年度は業務量も予算も減るため十数名ほどで運営してきた

このタイミングでは 市役所職員と外部スタッフ問わず 過去のサイアフ経験者も在籍しており 次回に向けた立案を進める
開催に向けてメンバーは徐々に増えていき サイアフ2024では最大30名を超えるスタッフが所属していた

市役所職員はげいじゅつさい専任となるが 外部スタッフの関わり方はフレキシブルだ 毎日事務所に通勤しサイアフにフルコミットする人もいれば 別の仕事を抱えるフリーランスもおり 居住地もバラバラ オンライン会議やチャットサービスを使ってプロジェクトを進めた

げいじゅつさい開催のためのさまざまな業務

げいじゅつさいの開催に必要なのは 芸術文化関係者だけではない
ウェブサイトやガイドブックをつくるには げいじゅつさい全体の情報整理が必要だし 人に伝わるようなテキストを書く技術が必要 こういった分野は編集者が長けている

多様な場所からアーティストやスタッフが集まる開催直前には 宿泊や移動手段の調整が発生する
サイアフ2024では旅行代理店に勤務していた外部スタッフがおり ホテル選びからあらゆる関係者の宿泊対応まで一任した

他部署で観光プロモーションを担当した市役所職員が異動してきたことで地元の広告媒体を効果的に活用することができた
また さっぽろ雪まつり大通2丁目会場のように 多くの人が訪れる野外会場での施工運営を任せたのは地元で長らく野外音楽フェスティバルを制作しているチームだ

げいじゅつさいはあらゆる種類の仕事の集合体であり 必要な専門性は多岐にわたる

外部に丸投げする前に

サイアフ2024の場合 ウェブサイトやガイドブックなどの制作物系や協賛メディア営業 大企業が参加したプロジェクトのマネジメントなど 多くの業務を事務局が担った
こういった職務をいわゆる大手広告代理店にまるっと委託する方法もある サイアフも過去にはそうしていた時期もあった

しかし実際には丸投げして 事務局は一安心というわけにはいかなかった
げいじゅつさいが実現したいこと 地域の固有性やげいじゅつさいが積み上げてきた歴史などの解像度が違うので どうしたってコミュニケーションコストが上がっていく 加えて あらゆることに発生する手数料も積み重なると膨大で 潤沢な予算確保が難しい地方げいじゅつさいほど予算の圧迫に苦しむ可能性がある

すべてを内製とするのはもちろん難しいが 事務局とさまざまなプレイヤーとの協働を目指すのがサイアフ流だ