令和8年度 出前授業がスタート!
「現代アートってどう見るの? ─ 作品ガイドにチャレンジ」編
げいじゅつさいを未来の学校と捉え 発見や体験 学びを提供するサイアフスクールの出前授業 4年目となる今年度はしちがつ14日よりスタートし 全4種類のプログラムを実施しています
令和8年度 サイアフスクール出前授業 全4プログラム
1.プログラミングでアートにチャレンジ
2.こんな学校あったらいいな ペンタブレットを使って学校を変身させよう
3.AIとARで札幌の自然を再発見するワークショップ いきものの記憶と記録
4.現代アートってどう見るの 作品ガイドにチャレンジ
今回は サイアフスクール教育喫茶アドバイザーの佐藤祈氏にもアドバイスをいただきながらサイアフが独自に展開する鑑賞プログラム現代アートってどう見るの 作品ガイドにチャレンジの様子をお届けします
このプログラムは 現代アートについて自分なりの言葉で人に紹介する作品ガイドに挑戦することを通じて 鑑賞に興味を持ち 楽しんでもらうことを目的としています
はちがつ26日すいようび 東川下小学校4年生の図工の時間で出前授業を実施しました
サイアフ2027スクールディレクターの漆 崇博が進行を務め まずは札幌国際げいじゅつさいについて紹介しました その後 現代アート作品の一例として 昨年度の冬のプレイベントで展示された檜皮一彦さんの作品HIWADROMEtypearkspec32026 をみんなで見ていきます 作家はどんな人だったのかどんな素材で作られているのか何を作ろうとしていたのかなど 作品の背景や特徴を紹介しました
作品や作家の解説を聞きながら じっくり作品に向き合う中で 現代アートは 制作された背景や知識を少し得るだけでも見え方がぐっと変わり 鑑賞がより面白くなることがわかります
さらに 作品ガイドが鑑賞者と作品をつなぐ役割を持つこと その面白さを学んだ子どもたち 作品ガイドの練習として まずは簡単なグループワークに取り組みました
ワーク①みんなが知っている好きなもの
一人一枚 白紙のカードにみんなが知っている自分が好きなものを記入します そのカードをグループ内で混ぜ合わせた後 1人1枚ずつカードを引いて カードに書かれたものについて30秒で説明 グループのメンバーにそれが何か当ててもらいます
みんなが知っているものなので 色や形など 簡単な説明でも当たっていました
ワーク②自分だけが好きなもの
続いて みんなが知っているか好きかどうかはわからないけど 自分は好きなものをカードに記入し 今度は自分自身が書いたものについて60秒で説明します
最初のテーマとは違いみんなは知らないことが前提なので 説明が難しかったという皆さん それぞれみんなにとってわかりやすい説明になるよう創意工夫を凝らしていました
この2つのワークを通して 子どもたちはどう説明したら皆に伝わるかを体験することができました
ワーク③アート作品を紹介してみよう
授業の後半では 漆ディレクターからのレクチャーで 技術の進歩によって表現の幅が広がり 現代では絵画や彫刻にとどまらない新しい表現がたくさん生まれていることや 一つの作品をみんなで一緒に見て感想を交わすことで より理解が深まり楽しめることを学びました
作品の見方や楽しみ方についてわかったところで 今度は自分たちで興味のある現代アート作品について調べ 紹介してみるグループワークに挑戦します
はじめに これまでのサイアフ展示作品から用意した3つの中から グループごとに気になる作品を1つ選びます 続いて 調査用の資料とサイアフが独自に作成した作品説明カードの問いかけに基づき 選んだ作品について調べます
作品説明カードには だれが作ったの大きさはどのくらいどう感じたなど 作品ガイドをするための手助けとなる要素が書かれています
気になった作品について熱心に調べ 意見を交わす子どもたち 調べるだけではなく どんな順番で紹介したらよりわかりやすく伝えられるかなど 発表内容を真剣に考えていました
そして授業の最後には 皆の前で実際に作品ガイドに挑戦
どのグループも緊張した面持ちながら 調べたことについて一生懸命説明し 選んだ現代アート作品について伝えていました
授業の終わり 子どもたちからは アートには色んな表現があることがわかって 楽しかったといった声が上がりました
2時間にわたる授業でしたが 子どもたちは真剣に取り組み アート鑑賞や作品ガイドの楽しさを体験することができました
このプログラムで大切にしているのは上手に説明できるようになることよりも アートをたのしく鑑賞することです 誰かと一緒に鑑賞することや 作品の背景を知ることの大切さ 今回の体験を通して 子どもたち一人ひとりがアートの楽しさや新しい発見に出会えていたら嬉しいです
サイアフ2027では 昨年度冬のプレイベントにて好評を博した子どもたちによる鑑賞ガイドプログラムふむふむサポーターキッズ版そのときのレポートはこちらを実施予定です
今回の出前授業で得られた学びが本祭期間中どのような形で活かされるのか ぜひ楽しみにお待ちください
今後も各プログラムの授業の様子を順次お届けしていきます