札幌国際芸術祭
会期 8月6日(日) – 10月1日(日)
時間 9:00 – 19:00
休館日 月曜、9/19(火)※ 9/18(月・祝)は開館
会場 札幌市資料館(札幌市中央区大通西13丁目)

SIAF2017のテーマである「芸術祭ってなんだ?」を参加者一人ひとりが考え、試し、共有する場として札幌市資料館を開放します。ワークショップや展示、参加型のプログラムを展開しながら、芸術文化活動の担い手をはじめとする活動団体、アーティスト、研究者、そして市民の交流の場として機能することを目的として活用します。また、一つのプロジェクトとして、SIAFの自主事業や関連事業、連携事業を中心に、会期中を含め、本祭に向けて展開されるさまざまな取り組みから情報を収集し、資料館そのものが「未来の札幌」を発信する媒体となることを目指します。会期中は、インフォメーションやカフェ、ボランティアセンターを併設し、芸術祭全体の拠り所として機能します。

SIAF CAMP SITE PROJECT「裏庭」

会場 札幌市資料館 裏庭
時間 未定
ゲスト SIAFラボ企画メンバー、タノタイガ ほか

2015年から継続的に活動しているSIAFラボがプロデュースする企画を参加者と共に実践するプロジェクト。裏庭を舞台とした「キャンプ場」を生み出すためにさまざまな課題や障害、制約を乗り越えていくための勉強会やワークショップを重ね、一連の取り組みを公開しながら、「公共(パブリック)とは何か?」を参加するそれぞれが「 個人(パーソナル・プライベート)」な視点から考え、アイデアの実現に向けて活動を展開します。

サカナ通信

会場 札幌市資料館 2階
時間 10:00 – 18:00

情報発信基地となる編集局「サカナ通信」では、会期中に行われるさまざまなプロジェクトやイベントのタイムリーな情報はもちろん、札幌や北海道ならではの情報を市民を中心とするSIAFラボ編集局のメンバーやボランティアスタッフが自ら記者となって取材、編集し、定期的に発行する紙媒体を通じて発信します。また、ソーシャルメディア(ユーストリーム放送、フェイスブックやホームページ)など既存のメディアを活用しながら、新たなメディアを生み出していくことにもチャレンジしていきます。この取り組みにより集積された情報で、今後の札幌市内のいろいろな活動に生かされるアーカイブづくりも行っていきます。

アートとリサーチセンター

会場 札幌市資料館 2階
館長 小田井真美(さっぽろ天神山アートスタジオAIRデイレクター)

2014年に始まったSIAFでは、北海道・札幌の滞在体験から生まれる作品、アートプロジェクトの始まりを期待し、アーティストなどによる北海道・札幌での現地調査活動と制作活動といった創造的な取り組みを積極的に支援しています。2015年度には、リサーチ活動を経てプロジェクトや作品のプランを制作し発表する「アートとリサーチワークショップ」を開催しました。SIAFや同ワークショップの参加アーティスト、アーティスト・イン・レジデンス拠点であるさっぽろ天神山アートスタジオにこれまで滞在したアーティスト、研究者たち、ほかのプロジェクトで招聘されたアーティストなどの、リサーチのプロセスやさまざまなストーリーをドキュメントし、公開して、新しい共有財産を作ります。それは、他の誰かのリサーチ活動や旅のヒントになるかもしれませんし、北海道、札幌のオルタナティブな美術史ともいえるでしょう。会期中に、プロセスやストーリーの掘り起こし作業を兼ねたトーク、パフォーマンスなどのアートプログラム、ガイドツアーを実施し、リサーチと再構築を試みる実験的な取り組みです。

https://aarc2017.tumblr.com/

プロジェクト