札幌デザイン開拓使 サッポロ発のグラフィックデザイン
~栗谷川健一から初音ミクまで~
会期 | 8月6日(日) – 10月1日(日) |
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時間 | 平日 13:00–19:00、土・日・祝 10:00–19:00 |
休館日 | 無休 |
会場 | JRタワープラニスホール (札幌市中央区北5条西2丁目 エスタ11階) |
企画・構成・デザイン: ワビサビ
本展では、「デザインってなんだ?」という問いを、札幌にまつわるデザインで考えます。1872年、北海道の開拓に尽力した黒田清隆がデザインし、採用されなかったとされる幻の開拓使旗エンブレムを起源とし、札幌のデザインの歴史を、グラフィックデザインを中心に展示します。
開拓が始まった頃、グラフィックデザインという分野が確立していない時代にもデザインは存在し、生活の中に生きてきました。明治初期の地図や鳥瞰図、昭和初期にグラフィックデザインの先駆けとなった栗谷川健一の観光ポスター、札幌オリンピックで登場した多くのデザイン。そして80年代以降、札幌を拠点とするデザイナーによって生み出されたグラフィックデザインの数々などを紹介します。
今や目に触れるほとんどの物がデザインされていることにすら気がつかないほど、「デザイン」は当たり前の存在です。そんな時代だからこそ、「デザインってなんだ?」の問いかけを通じて、デザインをさまざまな角度から感じとることができます。