事務局からのひとり言
2021.10.14

SIAF参加アーティストが目白押しの2021秋 その2

10月10日まで札幌市民交流プラザで開催されていた展覧会「遠い誰か、ことのありか」(2021秋 その1)を残念ながら見逃してしまった方、
もう一つ、SIAFアーティストの作品を楽しめるこの秋の展覧会をご紹介します。

「BENIZAKURA PARK ART ANNUAL 2021 交わる水 − 邂逅する北海道/沖縄」

この展覧会にも3名のSIAFアーティストが参加中です。2会場にまたがって、今月末10月31日まで開催しています。
2つの会場をそれぞれ、ご紹介します。

 

会場①:CAI03

ギャラリー CAI03(地下鉄南北線幌平橋駅から徒歩5分)では、
伊波リンダさんの作品、しかもSIAF2020で展示予定だった作品を見ることが出来ます。
SIAF2020インデックス」(P148-149)にもばっちり掲載させていただいた、あの《Design of Okinawa デザイン オブ オキナワ》のシリーズが、会場では大きく出力され、印象的に配置されています。沖縄の基地周辺で撮影されたという写真がCAI03のざらざらした建築構造が剥き出しの空間に、眩しく感じられました。

CAI03での展示風景《Design of Okinawa デザイン オブ オキナワ》 撮影:伊波リンダ

 

そして、沖縄県糸満市で撮影されたもう一つの新作シリーズ《searchlight》も紹介されています。是非ご覧ください。

CAI03での展示風景《searchlight》 撮影:伊波リンダ

 

 

会場②:紅櫻公園

こちらの会場では、SIAF2014参加アーティストの進藤冬華さん、岡部昌生さんの作品がこの会場ならではの特別な空間で見ることが出来ます。

進藤冬華さんの作品は、札幌の地形形成から着想を得た新作で、ゲストに高橋いまちゃん(5歳)を迎え、物語「シコツコひめのびょうきのこと」を創作し、屋外インスタレーションとして展開。

進藤冬華《30,000mのゲロ、360mの唾》より

進藤冬華《30,000mのゲロ、360mの唾》より

 

そして、毎回このアートアニュアルの目玉とも言える作品が設置される”ガラスの空間”には、今回岡部昌生さんの作品が展示されています。

展示されている二つの作品はいずれも2016年に沖縄県伊江島で制作されたフロッタージュ。
第二次世界大戦中の米軍による艦砲射撃の激しさを今に伝える公益質屋を擦りとったものだそうです。

北海道のアーティストが沖縄で生み出した作品。

2016年に開かれた『あいちトリエンナーレ』の小企画として立ち上がった「交わる水ー邂逅する北海道/沖縄」の2021年版として開催されている今回の展示。北海道と沖縄という異なる空間とアーティストが会する展覧会。徐々に深まる公園の紅葉と合わせて、楽しまれてはいかがでしょうか。

紅櫻公園の入口近くにあるSAKURAホール奥、池が見えるガラスの空間のスペースで展示されている
岡部昌生《被弾痕のある公益質屋遺構》2016

岡部昌生《公益質屋遺構 貫かれた内部壁面の被弾痕》2016

BENIZAKURA PARK ART ANNUAL 2021 交わる水 − 邂逅する北海道/沖縄
Crossing Water: Encounter of Hokkaido and Okinawa
会期 2021年10月1日(金) – 10月31日(日)

会場|CAI03
住所|札幌市中央区南14条西6丁目6-3  https://cai-net.jp/access/
時間|13:00 – 19:00
入場料|無料
休館日|日曜・月曜・祝日

会場|紅櫻公園  https://www.benizakura.jp/
住所|札幌市南区澄川389−6
時間|10:00~17:00
入場料|500円(小学生以下無料) ※狸庵をご利用の方は無料となります。
定休日|月曜日(祝日の場合は翌火曜日)
TEL|011-581-4858
駐車場|100台(無料)

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