プラネット・スノーを構成する8つの会場
サイアフ2027では 過去開催から会場構成を大きく転換します 物語の中心となるのは札幌市民ギャラリー さらに札幌市青少年科学館 北海道博物館 中央区複合庁舎までもがサイアフの舞台となることが決定しました 今回発表するのは サイアフ初参加となるこれら4施設を含めた8会場 異なる領域やジャンルとのアートの掛け算を拡張するサイアフ2027ならではのセレクションです 各会場には それぞれの特性を生かしたユニークな世界が広がります
1.札幌市民ギャラリー
Photo by KUSUMI Erika
市民が日頃の芸術活動で創作した品を発表鑑賞する場として 1982年に開館しました 絵画書道彫刻工芸など 公募展をはじめ一年を通じて数多くの展覧会が開催されています この会場は 北海道ゆかりの作家や日本初出展のアーティストが登場し プラネットスノーを巡る旅の出発点となります
札幌市中央区南2条東6丁目
企画担当金澤 韻
札幌市民ギャラリー オフィシャルサイト
2.札幌市青少年科学館
Photo by KUSUMI Erika
1981年に開館した北国の科学館 サイアフ2027アドバイザーの山崎直子が名誉館長を務める同館は マイナス30度の世界を体験することができる低温プレイグラウンドなど 積雪寒冷地の科学館としての特徴を打ち出しています 約1億個の星を映し出すプラネタリウムや 宇宙の誕生から北海道の成り立ちまで学ぶことのできる天文地球科学エリアなども有する科学館には 多くの小中学生が訪れます 札幌市民に馴染み深いこの空間を サイアフならではの視点で新たな体験の場に転換します
札幌市厚別区厚別中央1条5丁目2-20
企画担当西 翼
札幌市青少年科学館 オフィシャルサイト
3.北海道博物館
北海道の自然歴史文化を紹介する北海道立の総合博物館として 北海道開拓記念館1971年開館と道立アイヌ民族文化研究センター1994年開所が統合され 2015年に開館しました 以来 常設展示に加えて特別展なども開催しながら 自然環境と人とのかかわりや アイヌ民族の文化 本州から渡ってきた移住者のくらしなどの調査研究を行っています 博物館の学芸員チームとタッグを組み 博物館だからこそ出来る展示を展開します
札幌市厚別区厚別町小野幌53-2
企画担当細川麻沙美
アーティスト石黒 浩/いのちの未来研究所
北海道博物館 オフィシャルサイト
4.モエレ沼公園
Photo by TAKUMA Noriko
世界的な彫刻家のイサムノグチが 公園全体をひとつの彫刻作品として基本設計を手がけたアートパーク 1982年に着工 2005年にオープンしました 自然とアートが融合する広大な公園は 初回サイアフからメイン会場のひとつとしてさまざまな作品展示や体験を生み出してきました 今回は国際的な連携プログラムを中心に 改めて人間と環境 そして未来を考える会場になります
札幌市東区モエレ沼公園1-1
企画担当細川麻沙美
モエレ沼 オフィシャルサイト
5.札幌市資料館旧札幌控訴院庁舎
Photo by TAKUMA Noriko
1926年に札幌控訴院のちの札幌高等裁判所として建てられ 1973年の裁判所移転に伴い札幌市資料館として開館しました 札幌軟石を使った建物は 2020年に国の重要文化財に指定されています 初回サイアフの実施からサイアフにおける市民参加の拠点として活用してきたこの場所は 2023年から始まったサイアフスクールプログラムが具現化する会場となります
札幌市中央区大通西13丁目
企画担当漆 崇博
札幌市資料館 オフィシャルサイト
6.中央区複合庁舎
中央区役所中央保健センター中央区民センターの3施設が統合され 2025年にがつに複合庁舎としてオープン 道産木材や札幌軟石などを使用した内装外観 下水熱のエネルギー活用や省エネルギー化など環境配慮の特徴を備えています サイアフ2027では 市民サービスの窓口であるこの施設をげいじゅつさいの会場に変貌させます
札幌市中央区南3条西11丁目330-2
企画担当漆 崇博
中央区複合庁舎 オフィシャルサイト
7.札幌文化芸術交流センター SCARTS
Photo by TAKUMA Noriko
札幌中心部の都市開発の一環として2018年にオープン 札幌文化芸術劇場 hitaru札幌市図書情報館とともに札幌市民交流プラザを構成し 札幌における文化芸術の拠点となっています サイアフ2024でげいじゅつさいの入口となるビジターセンターの役割を担ったこの会場が サイアフ2027ではサイアフスタジオによるきょうそうの拠点となります
札幌市中央区北1条西1丁目
企画担当丸田知明
SCARTS オフィシャルサイト
8.さっぽろ雪まつり大通会場
Photo by KOMAKI Yoshisato
1950年に地元の中高校生が6つの雪像を展示したことで始まったさっぽろ雪まつりは 今では国内外から200万人以上が訪れる札幌最大級のイベントです 初の冬開催となった前回げいじゅつさいでは 大通2丁目会場をまるごと使い未来の雪のまちを表現しました サイアフ2027では 会場のスケールを生かした展示空間を設計 広範囲にわたる大型作品を設置し 冬のまちに祝祭感をもたらします
札幌市中央区大通西111丁目の一区画
企画担当丸田知明
アーティストENESS
さっぽろ雪まつり オフィシャルサイト
- 電車<br>JR快速エアポート
- 新千歳空港 JR札幌駅約40分 新千歳空港 JR新札幌駅約30分 JR札幌駅 JR新札幌駅約10分
- 車
- 札幌市内中心部 北海道博物館約40分 札幌市内中心部 札幌市青少年科学館約30分 札幌市内中心部 モエレ沼公園約30分
会場は今後も追加発表する予定です