札幌国際芸術祭

OKI

アサンカラ(旭川)アイヌの血を引く、カラフト・アイヌの伝統弦楽器「トンコリ」の奏者。アイヌの伝統を軸足に斬新なサウンド作りで独自の音楽スタイルを切り拓き、知られざるアイヌ音楽の魅力を国内外に知らしめてきたミュージシャン/プロデューサー。

トンコリは樺太アイヌに親しまれていた5弦の琴。いわゆる日本の琴との共通点は全くない。OKIはそのトンコリの限界と可能性の中で試行錯誤を繰り返し、これまでに1996年に発表したアルバム「カムイ コル ヌプルペ」から2011年の「Himalayan Dub」までアルバム10作品を発表。また、アイヌの天才的歌手・安東ウメ子の2枚のアルバムと、最近ではアイヌの女性ヴォーカルユニットマレウレウのプロデュースも手がける。