SIAF2014

関連プログラム

北3条広場上映プログラム関連企画:アーティストトーク「北海道・札幌の映像表現の今」

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札幌市は昨年、ユネスコ(国際連合教育科学文化機関)創造都市ネットワークのメディア・アーツ分野で、アジアで初めて「メディア・アーツ都市」として同ネットワークへの加盟が認定されました。今回のトークでは創造都市加盟にちなんで地元札幌を拠点として活動するアーティスト、クリエーターにお越しいただき、映像表現を中心に、北海道・札幌における映像とメディア・アートの今を語っていただきます。

北3条広場上映プログラム関連企画:アーティストトーク「北海道・札幌の映像表現の今

■出演:
大島慶太郎(映像作家/北海道映像アートコンテンツ参加アーティスト)
    石田勝也(札幌市立大学講師/北海道映像アートコンテンツ参加アーティスト)
カジタシノブ(イベントプロデューサー/SIAF2014プロジェクトマネージャー)
モデレーター:端 聡(SIAF2014地域ディレクター)
■日時:
2014年9月14日(日)15:30-17:00
■会場:
札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)北3条交差点広場
■参加費:
無料

大島慶太郎(おおしま・けいたろう)
1977年釧路市生まれ。動画構造の解体と再構築をテーマに映像作品の制作及び、研究を続けている。また、映像メディアをパーソナルな表現ツールとして捉えた上映企画やワークショップなどの活動も展開する。「A FOUND BEACH -omnibus-」が2013年イメージフォーラムフェスティバル・ジャパントゥモロウ優秀賞を受賞。その他ロッテルダム国際映画祭、ヨーロッパメディアアートフェスティバル・オスナブリュック(ドイツ)、恵比寿映像祭など国内外での上映多数。2012~13年にケルン・メディア芸術大学(ドイツ)にフェローとして在籍、現在北海道情報大学講師。

石田 勝也(いしだ・かつや)
1970年生まれ、札幌市立大学デザイン学部専任講師。サウンド・アンド・ビジュアルを元にした創造的空間の構成をテーマとして、インタラクティブ作品、VJパフォーマンス、PV、イベントプロデュースなど「場」の創造的活動を行う。近年は公共空間におけるメディア・アートの新しい価値を創造するため、インタラクティブ性とコミュニケーションの関係性をコンセプトとした作品の制作を続けている。VJ活動名「beatimage」。

カジタシノブ
1977年生まれ。東京都出身。フリースペースATTICの運営スタッフを経て演劇、音楽、映画から現代アートなどジャンルに囚われず様々なイベントプロデュースを行っている。近年の活動としては2011年『表現するファノン―サブカルチャーの表象たち』(札幌芸術の森美術館)チーフキュレーター。クリエイティブシェアオフィス「tab」立ち上げ。2012年「ウロボロスのトーチ 赤松正行+展」キュレーション。「演劇ユニットイレブンナイン」プロデュース。「sapporo north2」クリエイティブコーディネートなどを行う。多様なネットワークによる異業種間のマッチングなどジャンルをシャッフルする試みに取り組む。

端 聡 <美術家 / アートディレクター/SIAF2014地域ディレクター>

1960年生まれ、札幌在住。札幌を拠点に活動し、美術家として北海道、札幌のみならず海外での活動も盛んに行う。1995年ドイツ学術交流会DAADの助成によりドイツに滞在して以降、国内外で多数の展覧会に出品、受賞歴多数。アートディレクターとして自らが運営するCAI現代芸術研究所などで北海道若手作家の海外展(ドイツ、中国、ポーランドなど)も数多く企画、舞台の芸術監督も務めるなど活動は多岐に渡る。2011年、国際芸術祭実現を目標とした民間運動、札幌ビエンナーレ・プレ企画では芸術監督を務める。2004年、札幌文化奨励賞を受賞。2012年、北海道文化奨励賞を受賞。