SIAF2014

札幌ハルニレプロジェクト

2013年度、SIAF2014のプレフェスティバルイベント第三弾「芸術祭にもっと関わろう!」トーク&ワークショップのプログラムのひとつとして実施された「都市緑化ワークショップ 札幌は森になれるのか?」の講師と参加者は、ワークショップの現地見学の中で出会った市民ホール前のハルニレの木の存在感に強く心を打たれました。その結果、ワークショップの最終回でこの木の保全と活用を図る為のテクニカルなアイデアと、ハルニレの重要性を伝えるためのアイデアをまとめたプロジェクト計画を作成、札幌ハルニレプロジェクトは、このプロジェクトの計画を実行するために活動を開始します。
アイヌの人々は住処を決めるときに水を好むハルニレがある場所を選びました。ハルニレのある場所には良質の水が豊富にあるためです。この先人の知恵を受けて札幌が開拓史により首都に選ばれたといいます。札幌の街の成り立ちを見守ってきた樹齢300年のハルニレを生きる札幌の歴史博物館として、その保全と活用のあり方を、市民の視点から組み立てていくことは、大変意義深いことであり、できるだけ幅広い取り組みとして進めて行くことを検討していきます。

■活動内容
①展示(パネル、ワークショップ成果の展示)
日時:7月19日(土)~9月28日(日)
会場:札幌市資料館2階「連携事業ワークショップルーム」

②ワークショップ 『ハルニレと共に生きる私』~IMAGINE MY FUTURE~
日時:8月9日(土)13:00 ~ 16:00
会場:札幌テレビ塔2階会議室「ライラック」
対象者:札幌市周辺に居住の小学生 20名(保護者同伴も可)
実施概要:
小学校の先生、SIAF参加の芸術家の協力のもと、50年後の札幌の町や、自分たちの生活に思いを巡らせ、絵や手紙などの形にしてもらう。

■主催:札幌ハルニレプロジェクト

■参加費:無料

■問い合わせ:メール harunire.sapporo@gmail.com