SIAF2014

ニュース

大竹伸朗の「時憶/美唄」について展示を見送ることになりました

大竹伸朗氏の作品「時憶/美唄」につきましては、大竹氏のご提案により札幌市資料館正面玄関の庇上に設置すべく準備を進めてまいりました。しかしながら、設置場所の状況や作品の維持管理方法などを総合的に検討した結果、主催者として会期を通して作品を展示することの安全性について確証が得られず、展示を見送らざるを得ないという判断に至りました。
大竹氏には作品の展示に向け、最後までご尽力頂きましたこと、また、当実行委員会の判断を受け入れていただきましたこと、心から御礼申し上げます。主催者として展示を実現できなかったことにつきまして、大竹氏、関係者各位、及び作品を楽しみにしていただいていた皆様に深くお詫び申し上げます。

創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会

今回の出展には、作品の強度や設置における安全性に関して、様々な角度から専門家による綿密な検証をふまえて万全な準備をして来ました。しかし、主催者側の最終的な判断により出展には至らぬ結果となり、大変残念な思いでいっぱいです。
出品予定であった「時憶/美唄」は、個人的に縁の深い北海道・札幌という地で、ぜひとも御覧いただきたいと希望していましたので、結果力及ばず、楽しみにしていただいていた方々には大変申し訳なく思っております。

大竹伸朗