SIAF2014

ニュース

アイヌ民族の神事「カムイノミ」やアーティストのよるトークも!
多彩なオープニングプログラムをご紹介します

いよいよ開幕を7月19日に控えた札幌国際芸術祭2014。
オープン当日には様々なプログラムを行いますので、その一部をご紹介します。

(1)アイヌ民族の神事「カムイノミ」
芸術祭開幕となるこの日にオープンする「北3条広場」を会場に、鶴居村・白老町・帯広市・釧路市・札幌市など道内各地から集まったアイヌ民族約20人が、アイヌ民族に伝わる神事「カムイノミ」を行います。(アイヌの人々が自然界の様々な事象に生命が宿ると考え、これらの生命と友好的な関係を結ぶために祈りを捧げる神事のこと)
これは、アイヌモシとも呼ばれる北海道で芸術祭を開催するに当たり、この土地・人・あらゆる生き物に祈りを捧げ受け入れを求め、かつ芸術祭の成功を祈願するものです。
この日は、カムイノミ伝承者の八重 清敏(やえ きよとし)氏を祭司とし、火を
たき、北海道を訪れる人・迎える人・自然の間に調和が生まれるよう祈願します。

■日時
7月19日(土)16:30~17:30         
■場所
北3条広場東側(駅前通側)(少雨決行)

(2)SIAF2014オープニングトーク「アートは社会、そして人々の心に一石を投じる」
「カムイノミ」終了後、引き続き同広場で、芸術祭参加アーティスト島袋 道浩
(しまぶく みちひろ)氏と、坂本ゲストディレクターによるトークショーを行います。
新作のために道内、市内の調査を行なった島袋氏が自身の作品や芸術祭にかける思いを坂本ゲストディレクターとともに語ります。

■日時 
7月19日(土)17:30~18:15
■会場 
北3条広場 東側(駅前通側)(少雨決行)

(3)参加アーティストによるフロアトークについて
北海道立近代美術館と、札幌芸術祭の森美術館で行われるる企画展示「都市と自然」。この企画の参加アーティストが、自身の作品の前で解説を行うフロアトークを開催します。
また、7月20日(日)には、札幌駅前通り地下歩行空間(チ・カ・ホ)で行われるメディア・アートを用いた特別展示「センシング・ストリームズ」の参加アーティストがチ・カ・ホに集まり、自身の作品の解説を行う「センシング・ストリームズ・アーティストトーク」も開催します
【フロアトーク】
■日時・場所
○道立近代美術館(中央区北1条西17丁目)
 7月19日(土)10:00~11:00
○芸術の森美術館(南区芸術の森2丁目)
 7月19日(土)13:00~14:30

■参加アーティスト/作品名
○道立近代美術館  
 岡部 昌生(おかべ・まさお)/「YUBARI MATRIX」
 畠山 直哉(はたけやま・なおや)/「アーレン」「テリル」 
ほか調整中
  
○芸術の森美術館
 カールステン・ニコライ/「unicolor」
 栗林 隆(くりばやし たかし)/「ヴァルト・アウス・ヴァルト」
 スーザン・フィリップス/「カッコウの巣」
 中谷 芙二子(なかや ふじこ)/「FOGSCAPE#47412」
 平川 祐樹(ひらかわ ゆうき)/「Vanished Forest」
 松江 泰治(まつえ たいじ)/「JP-01」ほか
 宮永 愛子(みやなが あいこ)/「そらみみみそら(札幌)」
ほか調整中

【センシング・ストリームズ・アーティストトーク】
■日時・場所
チ・カ・ホ「キタサンHIROBA」
7月20日(日)14:00~17:30(2部制)

■参加アーティスト/作品名
菅野 創(かんの そう)/「セミセンスレス・ドローイング・モジュールズ」
yang02(やんツー)/「セミセンスレス・ドローイング・モジュールズ」
進藤 冬華(しんどう ふゆか)/「島めぐり」 
露口 啓二(つゆぐちけいじ)/「Map of Water SAPPORO/FUKUSHIMA」
ほか調整中

このほかにもいろいろな企画を準備中ですのでぜひお楽しみに!