このたび、札幌国際芸術祭2014を主催する「創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会」は一般社団法人more treesと「森林を通した環境保全に関する協定」を結びました。
この協定の一環として、more treesでは9月に札幌市が実施する植樹祭に対してインターネットで寄付を募る「クラウドファンディング」を行います。寄付を募る苗木は1,000本分（100万円）を目標としてスタートし、多くの参加を呼びかけていきます。

１ 協定について
森林を通した環境保全に関する協定書　
[協定日]平成26年6月13日
[主な内容]
・森林を通した環境保全の教育や啓蒙に関すること
・ＣＯ₂などの温室効果ガスの抑制や相殺に関すること
・森林資源を活用したアイテムの企画・加工・販売等に関すること
　　　　
２　寄付の募集について
インターネットを活用して資金を募り、より広い方々にプロジェクトの理念や想いを伝え、それに共感した人が寄付をする「クラウドファンディング」の仕組みにより実施します。寄付者に対するリターンとして、SIAFオリジナルグッズの提供を予定しています。
[募集期間]　平成26年6月16日～7月31日（木）23:00 まで
[募集ホームページ]　>> https://readyfor.jp/projects/SIAF_more-trees
[目標額]　100万円
※寄付が実行されるためには、募集期間までに目標額を達成する必要があります。

３　植樹について
9月24日に、茨戸川緑地（札幌市北区篠路町拓北）において、「さっぽろふるさとの森づくり植樹祭＆育樹祭2014」を行います。これは、札幌市環境局みどりの推進部が毎年行っているものですが、昨年度は約2,000本のところ、今年度は芸術祭と連携し規模を拡大。芸術祭ゲストディレクターの坂本龍一氏とともに、１万本の植樹を行います。
またSIAF2014の開催を契機として、北海道の末永い繁栄を記念し、これまでたくさんの市民や企業が苗木を育ててきた茨戸川緑地で、大きくなった木々の枝払い等の取り組みをスタートさせます。
このたびのクラウドファンディングの仕組みで集められた寄付金は、この植樹祭で植えられる苗木等に活用されます。

４　参考
■一般社団法人more treesについて
more trees(モア・トゥリーズ)とは、文字通り、「もっと木を」というコンセプトのもとに立ち上がった森林保全団体。
音楽家・坂本龍一氏の呼びかけによって2007年に設立されました。
森づくりを推進しながら、私たちが排出するCO2を吸収する「カーボンオフセット」の普及、国産材の利用拡大など、都市と森をつなぐ取り組みに努めています。

■寄付者に対するリターン
金額に応じて、more treesより以下のSIAFオリジナルグッツが進呈されます。
詳しくはこちらをご覧ください（PDF)