SIAF部 潜入レポート!その2
SIAF部
2022.01.28

SIAF部 潜入レポート!その2

モエレ沼公園にて現在開催中の展覧会「AKARI:無重力のパラレル」(1月6日〜3月6日)。前回から引き続き、SIAFふむふむシリーズに向けた、SIAF部の準備の様子をご紹介します。

今回のブログでは、下記3つの「ふむふむ」プログラム準備のために、1月15日(土)に再びモエレ沼公園を訪れたSIAF部の活動をレポートします!今回もアーティストの川上りえさん、モエレ沼公園 学芸員の宮井和美さんにご協力いただきました。

モエレでふむふむ
1:知ろう [ アーティストインタビュー | YouTube ]
2:体験しよう [ Q&Aリーフレット|PDF ]
3:共有しよう [ 展覧会の見どころを投稿 & 共有しよう|インスタグラム ]
※いずれも順次公開予定

レポート① レッツ動画撮影!

宮井さんが用意してくださった3つの《AKARI》が灯るスペースで、まずは、ふむふむプログラム1「知ろう:アーティストインタビュー」の撮影を行いました。
今回、インタビュアーおよび撮影は事務局スタッフが担い、部員はその様子を見学。宮井さんには展覧会概要をご紹介いただき、川上さんにはSIAF部員から寄せられたものを含むいくつかの質問にお答えいただきました。インタビューの全貌は動画でぜひご確認ください。

レポート② 贅沢!ギャラリーツアー

いよいよ展覧会の会場へ。川上さん・宮井さんが、SIAF部員だけのためにギャラリーツアーをしてくださいました。なんて贅沢!

まずは宮井さんから、イサム・ノグチの光の彫刻《AKARI》の誕生の物語をお話いただきました。「作品は美術館でみるもの」というイメージもある中で、安価なプロダクトとして誰でも手に入れることができて、生活の質を上げられる《AKARI》が世界的な成功をおさめたことは、ノグチにとって、とても大きな意味があったそうです。

そして川上さんからは、展示作品《Zero Gravity》のお話。この作品で使用されているのは1mm以下の細いワイヤーですが、この素材を選んだ理由や、素材ゆえの制作過程の難しさを伺いました。さらに、この作品で表現してみたかったイメージや、今回の展示における《AKARI》との関係性など、たっぷりとお話をしてくださいました。

インスタレーションが広がる空間の中、お二人のお話に部員はじっくりと耳を傾けていました。このお話も一部、「ふむふむ」プログラムでご紹介できそうです。

レポート③ 湧き出る疑問をアウトプット!

最後はSIAF部員から川上さん・宮井さんへのインタビューを実施。お二人のお話を聞きながらインスタレーションを深く体験した部員からは、様々な質問や感想が溢れました。
実はこのインタビューの目的は、「体験しよう:Q&Aリーフレット」の制作準備のため。これからこの展覧会を体験される来場者のみなさんにとって、展覧会をさらに楽しみ、味わう足がかりになるようなリーフレットを目指します。ここに登場するSIAF部の疑問は、みなさんの心に浮かぶものと似ているかもしれませんし、全く異なる新しい視点になるかもしれません。

川上さん・宮井さんのご協力のもと、貴重な体験・充実の時間を重ねることができました。SIAF部・SIAF事務局では3つの「ふむふむ」プログラムを鋭意準備中です。展覧会「AKARI:無重力のパラレル」がきっともっとおもしろくなるはずなので、みなさんどうぞお楽しみに!

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