SIAFスクール

芸術祭が未来の学校になる

SIAFスクールとは?

札幌国際芸術祭(SIAF)ではこれまで「市民参加」をキーワードに、世代や興味に応じた多彩なプログラムを用意し、新たな芸術祭の楽しみ方を提案してきました。この延長として、芸術祭を「未来の学校」と捉え、発見や体験、学びを提供する場として「SIAFスクール」がSIAF2024からはじまりました。

単発のイベントではなく、芸術が市民の生活や教育と結びついて根付いていく仕組み(=文化インフラ)。他都市にはない、札幌ならではの継続的な学びや参加の場。アーティスト・市民・学校・行政などが連携することで生まれる独自のアイディアやネットワークといった地域資産。こういったものを生み出し、つくりあげていく環境の一端を担うのがSIAFスクールです。

SIAFスクールには主に「出前授業」「教育喫茶」「ふむふむプロジェクト」の3つの事業を軸としています。

出前授業

札幌市内の小中学生を対象にした出前授業を実施しています。SIAFとアーティストや企業が協働してプログラムを開発。子どもたちの新しい創作体験、さまざまな思考力を養う機会を提供しています。

 

今年度のプログラム

フジ森ワークショップ

アートユニット「フジ森」と開発したウェブアプリケーションを使ったプログラミングワークショップ

ワコムワークショップ

SIAF2024にイニシアティブ・パートナーとして参加した株式会社ワコムと開発したデジタルペンとペンタブレットを活用したアイデアワークショップ

2025年度(令和7年度)
出前授業募集要項

学校DEカルチャー(申し込み終了)

SIAFは、札幌市が主催する小学校向けの芸術文化プログラム「学校DEカルチャー」に参加しています。学校DEカルチャーは、札幌市内の小学校に芸術文化を届ける取り組みです。今年度は、SIAFのスタッフがこのプログラムの一環として学校を訪問し、札幌国際芸術祭で展示された現代アート・メディアアート作品を題材に授業を行います。「作品を楽しく鑑賞してもらう方法の一つとして、どのように作品を紹介すれば良いのか」をテーマに考え、実際にクラスで作品を紹介してみることで、アートの鑑賞の仕方を学びます。

実施予定校:札幌市立手稲東小学校、札幌市立八軒北小学校(合計2校)

教育喫茶

 

教育に関わる先生や学生、アーティストなどが集まって、教育とアートに関する課題や可能性を語り合う場です。札幌市資料館を中心に、月に1回程度のペースで活動しています。

実験的なプログラムを企画・体験しながら、学校と芸術祭が共に「これからの教育」を考え、創造するプラットフォームとなることを目指しています。

主な取り組み

  • 定期的なミーティングの実施
  • 新しい教育プログラムの開発
  • ワークショップやトークイベント等の企画・実施

今年度のプログラム

開催内容が決まり次第、本ページでお知らせいたします。

参加者募集

「教育喫茶」では随時参加希望を受け付けています。ご希望の方は、メール(operation@siaf.jp)にてお気軽にお問い合わせください。

ふむふむプロジェクト

Photo by FUJIKURA Tsubasa

札幌国際芸術祭の会場案内、来場者のおもてなしなどを担う「ふむふむサポーター」、会場でのガイドプログラムを通して、来場者の体験をサポートし、来場者と作品を繋ぐ「ふむふむガイド」などに関する取り組みです。札幌国際芸術祭の来場者がより芸術祭を楽しめるようにさまざまな形でサポートすることを目的としています。

今年度のプログラム

決まり次第、本ページにてお知らせいたします。


2024年度(令和6年度)の取り組み