「SIAF部」始動してます!
2018年の秋からスタートした、SIAFを一緒に盛り上げるため活動している市民メンバーSIAF部。
SIAF2020の中止を受けてもくじけずに活動を続け、2021年夏に新たな部員を迎えて再スタートしています。
今回は、そのSIAF部の活動をレポートします。
現在のSIAF部は、2018年からの継続メンバーに新たなメンバーを加えて総勢24名で活動しています。
学生から社会人まで多種多様な背景と経験をもつ方々の集まり。今年から新たに加わったメンバーには、デザイナー、プログラマー、イラストレーター、ライターなど、クリエイティブな領域ですでに活躍している方も多く、今後の活動が期待されます。
さて、SIAF部の活動はというと、コロナ禍ということもあって今年度は基本的にオンラインでの定例ミーティングを月一回のペースで実施。
新メンバーの加入を受けて、まずはアートに関する基礎的な知識や、SIAFのあらましについてのレクチャーなどを行なっています。
そして、今年度の活動の大きな山場として設定しているのが、1月から開催されるモエレ沼公園での展覧会「AKARI:無重力のパラレル」でのコラボレーション企画です。
今年度からSIAFが展開している「SIAFふむふむシリーズ」の一環として、鑑賞者がこの展覧会をもっと楽しめるようなプログラムをSIAF部が中心となって考え企画しようという試み。
11月20日(土)に実施した定例ミーティングでは、ゲストにモエレ沼公園学芸員の宮井和美さんをお招きし、モエレ沼公園の歴史や展覧会の内容、出品作家の川上りえさんについて解説をしていただきました。
2002年6月ガラスのピラミッド建設の様子
ミーティングの後半は、SIAF部員が考えてきたプログラム案をそれぞれにプレゼンしてもらい、宮井さんにもご意見をいただきながら、何を目的に、どのようなことを実現していくかを話し合いました。
今までにはない鑑賞の方法や、モエレ沼公園ならではの体験型プログラムの提案など、十人十色の視点と発想があり、部員のみなさんの熱意に改めて心を揺さぶられる時間となりました。
新体制で臨むSIAF部の活動はまだまだ始まったばかり。
次回のSIAFに向けて約2年間、経験と知識を蓄え、様々な出会いと発見を繰り返しながら、一緒にSIAFを盛り上げていきたいと考えています!
さて、1月からの展覧会ではどのようなプログラムが形となるのでしょうか?
そちらの展開もレポートしたいと思います。ぜひお楽しみに!