SIAF参加アーティストが目白押しの2021秋 その1
ようやく緊急事態宣言が明け、10月から展覧会が続々オープンしています。
SIAF事務局として喜ばしいことに、この秋、SIAF参加アーティストの作品が各所で鑑賞できます。
アーティスト中心に少しご紹介させていただきます。
クワクボリョウタさん
SIAFとは馴染みが深く、2015年に開催したSIAFラボの企画展覧会、そして2017年のSIAFでは、円山動物園を会場に大きなインスタレーションを展開したクワクボリョウタさん新作2点がお目見えです。
接触情報学の研究者である渡邊淳司さんの協力により制作された、接触をテーマとした作品を体験できます。作品を通じて、少しの力や意識がどのように空気や状況を捉え、そして現実に影響しているのかと改めて感じました。どちらも実際に触ってみないことには様子を伝えるのは難しい作品です。是非会場へ。
クワクボリョウタ × 渡邊淳司《おしくら問答》 2021年 を体験する片岡事務局長
《じぶんたぶんにぶんふかぶん》2021年
yang02(やんツー)さん
SIAF2014では菅野創 / yang02 名義で、地下歩行空間で環境情報をデータで読み取りそれを平面のドローングに落とし込んでゆく作品を発表したyang02さん。今回はyang02さんが単独で非常に大掛かり、かつ繊細な要素をもつインスタレーションを発表。タイトルは、《たたない塔》。テーマとなっている「塔」をみなさんはどう捉えていているでしょうか?作品空間には色々なエッセンスが散りばめられています。どんな意図がどのように絡んでいるのか、その捉え方は鑑賞者によって大きく異なってきそうです。大きな鉄骨が揺らめく様子を是非ご確認ください。会期は残念ながら10日までです!
インスタレーションを前に議論する事務局スタッフ
札幌文化芸術交流センター SCARTS
札幌市中央区北1条西1丁目 札幌市民交流プラザ1‐2階
TEL 011‐271‐1955(平日9:00~17:00)
主催 札幌文化芸術交流センター SCARTS(札幌市芸術文化財団)、札幌市
後援 札幌市教育委員会
協力 渡邊淳司(NTTコミュニケーション科学基礎研究所)
助成 令和3年度 文化庁 文化芸術創造拠点形成事業
次回は、
【BENIZAKURAPARK ART ANNUAL2021交わる水―邂逅する北海道/沖縄(~10/31まで!!)】
10月1日から始まった2会場での展覧会をご紹介します!