冬のイベント目白押し・準備中!
みなさまこんにちは。
「この冬は雪が少なく暖かい」と思っていましたが、結局どこかのタイミングでどっと雪が降り、なんとなく毎年帳尻が合うのが札幌の冬。天気予報を眺めると、今週後半も雪マークが並び、厳しい冷え込みとなるようです。
そんな雪も寒さも受け入れる器の大きいイベント「さっぽろ垂氷(たるひ)まつり」が今年も始まります。
垂氷とは「つらら」の古語名の呼び名です。
SIAFラボのプロジェクトの一つとして「つらら」をテーマにさまざまな取り組みをしています。そのプロジェクトの活動発表として、2016年から開催されているのが「さっぽろ垂氷まつり」です。北国に暮らす私たちにとって身近な「つらら」を切り口に、アート、サイエンス、人の営みやその記憶といった多様な視点から、札幌の冬を再発見する新しいお祭りです。
今年で4回目。
人気(!?)の『回転式巨大つらら造形装置』『人工氷柱製造装置』、『垂氷小屋』に続き昨年から登場した『環境氷柱光壁』。なかなか聞き慣れない名前が並びます。
〈回転式巨大つらら造形装置:360度に伸びるつらら(昨年の様子)〉
〈垂氷小屋:つららをつくるための小屋(昨年の様子)〉
気温や照度などによって形や大きさが変化するつららですが、「さっぽろ垂氷まつり」ではより個性的な形をしたつららに出会えるはずです。
そして同時期開催の連携プロジェクトが、札幌市民交流プラザで開催される「Sapporo WInterChange」(さっぽろウィンターチェンジ)。
2階SCARTSスタジオで展示される「SNOW PLOW TRACE - 雪の痕跡 - 」に制作協力としてSIAFラボが参加しています。「除雪」という行為の様々な側面をメディアとして捉え、メディアインスタレーションを実験的に制作中。
〈データ取得の様子/インタビュー風景〉
札幌市雪対策室のみなさまの協力のもと、除雪車に搭載するGPS、マイク等から得られる情報を光の明滅とモーターの動きに変換して展示します。
どちらも開催まで残り数日。制作も大詰めを迎えています!
新たな冬のお祭りに出かけて見ませんか?ぜひ、2月4日(月)から大通公園で始まる「第70回 さっぽろ雪まつり」と合わせて巡って下さい。
さっぽろ垂氷まつり2019 (さっぽろたるひまつり)
会期:2月1日(金)〜11日(月・休) ※2月4日(月)は休館日
時間:10:00–18:00
会場:札幌市資料館 特設会場
https://siaf.jp/siaflab/2018/01/17/taruhi2018/
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Sapporo WInterchange(さっぽろウィンターチェンジ)
会期:2月1日(金)〜6日(水)
時間:10:00–18:00
会場:札幌市民交流プラザ