6年半振り、初の冬開催!
「LAST SNOW」をテーマに、
国内外のアートプロジェクトを
通して未来を考える
全体を通じて1924〜2124年という、2024年を中心とした
200年の時間軸を旅するようなプログラムを設計します。
※プレスリリース・広報用画像等についてはこちら
会場
未来劇場(東1丁目劇場施設)
札幌市中央区大通東1丁目
100年後の未来を考える場所
SIAF2024の中心として位置づけられる未来劇場は、来場する皆さんがそれぞれに100年後の未来を捉え、考えてみるきっかけとなるような1つのコミュニティとして出現します。「LAST SNOW」をテーマにした新作や、日本初公開の作品も展示予定です。
アーティスト・プロジェクト:青木美歌、国松希根太、チェ・ウラム、SIAFヒューマノイドプロジェクト(仮)[計数技研/北海道演劇財団/マユンキキ(SIAFアイヌ文化コーディネーター)] 他
企画担当:細川麻沙美(SIAFマネージャー)
さっぽろ雪まつり大通2丁目会場
札幌市中央区大通西2丁目
さあ、雪と未来の実験区へ
この会場を「実験区」として、これからの札幌における冬の暮らしや楽しみ方を、アートを介して模索します。幅広い層が楽しめる大型作品や多彩な企画を紹介し、その「実験区」ににぎわいをもたらします。
アーティスト:エネス 他
協力:さっぽろ雪まつり実行委員会
※会期:さっぽろ雪まつりに準じる
札幌文化芸術交流センター SCARTS
札幌市中央区北1条西1丁目
SIAF2024の旅を始める現在地
「LAST SNOW / はじまりの雪」への旅は、ひと・もの・ことの交流拠点のSCARTSからスタートしましょう。SIAFについての情報提供やおすすめルートのご案内などの体験促進とともに、“札幌の今”に関する解説展示や様々なプログラムを展開します。
北海道立近代美術館
札幌市中央区北1条西17丁目
キーワードは「フラジャイル=取扱注意」⁉︎
“Fragile(フラジャイル)”は「取扱注意」を意味し、海外から美術作品が送られてくるとき、運搬者や学芸員に注意を促すため梱包箱に印字される言葉です。もろい、あやういけれども、注意すれば取り扱うことができ、ふたを開けてみればすばらしい何かが発見できるはず。そうした”フラジャイル”のもつ「あやうさと希望」を「LAST SNOW」というテーマに重ね合わせ、1924~2024年の100年にフォーカスした展示を行います。
アーティスト:国松 登、宮田彩加、行武治美
企画担当:中村聖司(北海道立近代美術館学芸副館長)
モエレ沼公園
札幌市東区モエレ沼公園1-1
「雪×アート×テクノロジー」で未来のスポーツをつくる
モエレ沼公園の広大な雪原を舞台に、新しい冬のスポーツをつくるプロジェクトを実施します。豊かな雪という札幌ならではの地域資源に加えて、テクノロジーやダンス、音楽など、様々な要素を取り込んだ新感覚のスポーツを、参加者の皆さんと一緒に考えていきます。
協力:一般社団法人運動会協会
企画担当:宮井和美(モエレ沼公園学芸員)
札幌芸術の森美術館
札幌市南区芸術の森2丁目75
メディアアートの楽しさ発見!
この会場では、アートやプロダクトの制作、パフォーマンスを縦横無尽に展開してきた芸術ユニット「明和電機」を中心に、メディアアーツ都市である札幌のこれまでとこれからを捉え直す展示を目指します。日本のメディアアートの一端を、包括的に見渡すような展示も予定しています。
アーティスト:明和電機 他
企画担当:佐藤康平(札幌芸術の森美術館事業係長)
※会期:2023年12月16日(土)〜2024年3月3日(日)を予定
地下公園
札幌市内某所
SIAF2024の期間中、市内某所の地下に、札幌の冬の未来を考える公園が出現予定。
連携:NoMaps…札幌・北海道を舞台に、産官学が連携し、新しい価値を生み出していく大きな枠組みとして2016年よりスタート。テクノロジー・エンタメ・クリエイティブ等に関するフェスを毎年秋に開催。
先行プログラム
SIAF スクール
SIAF スクールは、”新しいアートのかたち”を通した体験によって、ワクワクする学びの場をつくる体験型プログラムです。
※各プログラムの参加者・参加校募集開始は2023年4月を予定。今後プログラムは随時拡大予定です。
公開講座LAST SNOWレクチャー
対象:小学生〜一般
アーティストや専門家から学ぶ公開講座やワークショップを実施予定です。100年後の未来って?アートに限らず身近なテーマを介した問いに、さまざまな専門的見地から一緒に学ぶ場を提供します
サポート活動ふむふむプロジェクト
対象:15歳以上
SIAF2024でボランティア活動に協力してくださる方を対象とした研修プログラム。SIAF2024のおもてなしスペシャリストを目指します。
会場の案内や作品を楽しむためのサポートといった、会期中の活動を担うメンバーを募集します。
つながる×ひろがる×学校
小中学生を対象に、プログラミングを活用し自分だけの雪の結晶を制作できるアプリケーションなどをアーティストが開発。札幌市内を中心に、アーティスト本人による学校での出張ワークショップや、オンライン上でのアプリケーション体験を実施します。これらの小中学生の創作体験をSIAF2024の会場に生かすことを目指します。
2つの関連トークイベント
ビジュアル
SIAF2024 シンボルマーク
繊細な雪の結晶は、サブテーマ「はじまりの雪」をシンボリックに表しています。このシンボルマークは、本物の雪の結晶を写した数種類の写真を参考に、3Dモデリングで制作したSIAFオリジナルの雪の結晶です。札幌市民にとっては当たり前の存在である雪について、改めて見つめ直すきっかけになるようなシンボルマークです。
SIAF2024での体験を描き出す「◯さん」
「◯さん」で「まるさん」と読みます。◯さんが表すのは、「皆さん」の姿や体験です。SIAF2024ではどのような体験が参加者を待っているのか、各会場ではどのようなコンセプトを感じられるのか、芸術祭全体の背景にあるアイデアはどのようなものなのかなどを描き出します。会期前から会期中にかけて、さまざまな場面で◯さんが登場します。
◯さん:小川絵美子
雪の結晶
監修:古川義純(中谷宇吉郎雪の科学館館長/北海道大学名誉教授)
3Dモデリング:有限会社ノチウ