事務局からのひとり言
2017.07.13

「大風呂敷集中ワークショップ」

こんにちは。

初投稿になります。コーディネーター冨田です。熱い日が続きましたね。

先月の6月18日から21日まで、「大風呂敷集中ワークショップ」に参加してきました。

芸術祭なんかを回る時に、まず行くところと言えば…

そうです。インフォメーションです。今回そのデザインを担っているのが、札幌を拠点に国際的に活躍する建築家、五十嵐淳さんです。

五十嵐さんは、2014年のSIAFで子どもたちが熱狂した「コロガル公園inネイチャー」の設計を手掛けた建築家さん、といえばおなじみですね。

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2014年「コロガルTV」より

「大風呂敷」をインフォメーションに利用することになったのは、今年3月、プロジェクトFUKUSHIMA! のメンバーである建築家のアサノコウタさんが五十嵐さんの事務所にふらっと遊びにいったことがきっかけ、なんだそうです。そこからどんどん膨らんで、SIAFインフォメーションだけでなく、円山公園で繰り広げられる「コタンペップロジェクト」でも大風呂敷を展開することになりました。

 

とはいえ、地面に敷くような正方形の布を縫っていくだけではなく、立体にするのでけっこう複雑。

できるんだろうか?いろんなサイズ、いろんな形…

そんな不安を抱えつつ、ワークショップがスタートしました。

五十嵐さんがアドバイザリーをつとめる「北海道組」という、建築を学ぶ学生さんたちで結成している団体が縫子さんとして参加しました。

そんな感じでワークショップ1日目。

まずは大風呂敷のことを知ろうということで、アサノコウタさんに、そもそもどうして大風呂敷プロジェクトが生まれたのかから話をしてもらいました。そして建築家としてのこれまで手がけた仕事や思いも熱く語っていただきました。

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午後からいよいよ作りはじめます。

ところで、「ミシン使うのはじめてってひと〜っ」と聞くと、

おや…これ半分以上じゃない?

「ミシン触ったことは?」「ありません」「…。」

 

 

でもやるしかない!

4日間みっちりと終電まで粘って縫いまくり、四苦八苦しながらなんとか仕上げることができました。

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僕も微力ながら参加してみてわかったことがあります。

図面やコンピューターとにらめっこして、

頭で考えるのはもちろん大事だけれど、

それを他人に発注して終わりじゃなくて、

やっぱり手を動かして作るのが純粋に楽しいってこと。

そして、ちょっとずつミシンも上手くなっていくし、

できた時のなんとも言えない達成感がビールを美味しくします。

いろんな人と何気なくおしゃべりする放課後感も楽しさの一つです。

そんな会話のやりとりや思いがそこに縫い込まれているってこともよくわかりました。

八月祭を皮切りに、大風呂敷はどんな風にひろがっていくんでしょうか?

とても楽しみです。

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