9月23日(土)、24日(日)に開催されるアジアン・ミーティング・フェスティバル(AMF)2017 札幌スペシャルに向けて、ディレクターであるdj sniffとユエン・チーワイによる特別レクチャー&ワークショップを2週に渡り開催します。
第2弾は、ターンテーブルを使った独特な音楽の歴史についてのレクチャーのほか、ノイズ・ターンテーブルや、電磁ノイズ楽器の制作ワークショップ、参加者によるコンサートなどを行います。
このワークショップに参加することで、SIAF2017ゲストディレクター大友良英や参加アーティストたちの作品をより楽しく体験することができるようになるはずです。
全部参加すればあなたも立派なノイジシャン!ぜひご参加ください。
(第1弾、第2弾の全講座制覇された方にはノイジシャン証書をプレゼントします!!)
※レクチャー&ワークショップ第1弾はこちら
http://2017.siaf.jp/news/6556.html
※親子ワークショップはこちら
http://2017.siaf.jp/news/6592.html
サウンド&ノイズ・ワークショップ第2弾
「ターンテーブル・ミュージックの方法とノイズ楽器の製作」
(1)レクチャー「ターンテーブル・ミュージックってなんだ?」
SIAF2017参加アーティストの一人クリスチャン・マークレーは世界的に有名なターンテーブル奏者でもあります。そして大友良英もターンテーブルを演奏します。このレクチャーでは、ジャマイカやアメリカで生まれたDJカルチャーとコラージュ・ノイズ・即興音楽と密接に関係しながら発展していった実験ターンテーブリズムをまとめて紹介します。
■ 日時:7月7日(金) 18:30~20:30(開場18:00)
■ 会場:札幌市資料館2階 研修室(中央区大通西13丁目)
■ 対象:どなたでも(入場無料)
■ 出演:dj sniff(香港)、DJスピードファーマー(北九州)
(2)ワークショップ「手作りレコードでノイズ・ターンテーブル楽器を作ろう」
実は、ターンテーブルもマイクと一緒で振動を増幅するための機械です。レコードの溝には小さな音の波形がぎっしり詰まっていて、カートリッジの針がそれをなぞることによって録音された音楽が再現されます。このワークショップでは、本来、音を聴くための装置であるターンテーブルやレコードに様々な細工をして楽器を作ります。そして、最後に皆で作った様々なターンテーブル楽器やノイズ・レコードを使って一緒に演奏をします。
■ 日時:7月8日(土) 14:00~17:00(開場13:30)
■ 会場:札幌市資料館2階 SIAFプロジェクトルーム(中央区大通西13丁目)
■ 対象:中学生以上
■ 定員:15名(申込順に受付)
■ 参加費:500円(材料代として)※製作したものはお持ち帰りいただけます。
■ 講師:dj sniff(香港)
(3)ワークショップ「身近な電子機器を使って電磁ノイズ楽器を作ろう」
スピーカーやマイクはぐるぐる巻いた銅線に電気を流すことで生まれる磁力を利用して、振動を電気に、そして電気を振動に変換しています。SIAF2017参加作家の毛利悠子や堀尾寛太も、過去にこの不思議な現象を使った作品を発表しています。このワークショップではピックアップ・コイルという特別なマイクを使って、普段耳では聞こえない機械内部の音を増幅します。このマイクを使うと携帯のアプリを立ち上げた時やワイヤレスのスピーカーを接続する時などに機械同士が通信に使う信号が聞こえるようになります。プリンターやルーター、ハードディスクやカメラなども独特な音を出します。これらの音を聴き、そしてその音を使ってどんな演奏ができるかを皆で模索します。
■ 日時:7月9日(日) 14:00~17:00(開場13:30)
■ 会場:札幌市資料館2階 SIAFプロジェクトルーム(中央区大通西13丁目)
■ 対象:中学生以上
■ 定員:15名(申込順に受付)
■ 参加費:500円(材料代として)※製作したものはお持ち帰りいただけます。
■ 講師:dj sniff(香港)
(4)ワークショップ・コンサート「SIAF電磁ノイズ・バンド&ノイズ・ターンテーブラーズ」
「手作りレコードでノイズ・ターンテーブル楽器を作ろう」と「身近な電子機器を使って電磁ノイズ楽器を作ろう」ワークショップ参加者による演奏発表会。
■ 日時:7月9日(日) 19:00~21:00(開場18:30)
■ 会場:札幌市資料館2階 SIAFプロジェクトルーム(中央区大通西13丁目)
■ 出演:(2)、(3)のワークショップ参加者、dj sniff(香港)
■ 参加費:無料・申込不要
※コンサートはどなたでもご観覧いただけます。
■ 申込方法:このページの下ほどにある申込フォーム、電話、郵便、FAXにてお申し込みください。
※本ワークショップは、レクチャーからコンサートまでが一連のプログラムとなっておりますが、レクチャーのみ、ワークショップのみの参加も可能です。
※「ワークショップ・コンサート」は、ワークショップ参加者に演奏者として出演していただきます。音の出し方とともに、演奏方法についてもワークショップの中で検討していきます。
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