札幌国際芸術祭
会期 8月6日(日) – 10月1日(日)
時間 各企画に準ずる
会場 札幌市電
撮影:詫間 のり子

札幌のまちなかを走る市電は、2015年、切り離されていた約400m(「西4丁目」と「すすきの」停留場間)の路線がつながり、ループ化が実現しました。これは「都市と自然」というテーマを掲げた初回の芸術祭が開催された翌年のことでした。

このループ化された市電を舞台にしたプロジェクトが「市電プロジェクト~都市と市電~」です。今日の札幌に欠かせない市電。そして、市電のループ路線が囲むエリアである旧山鼻村は、早くから開拓が進められた歴史を持ちます。本プロジェクトではこのエリアの現在の姿だけでなく、これまでの歴史や営みにも注目し、「市電(路面電車)」に新たな役割・表情を持たせることで、エリア特有の魅力や可能性を引き出すような仕掛けを、アーティストと市民が共同で考えていきます。そのプロセスで、さまざまな実験や取り組みを実践しますので、その様子を逐次公開し、成果を共有していきます。

また、このプロジェクトで見出した情報やプロセスをアーカイブする予定です。未来の札幌の創造活動につながるプロジェクトが始動します。

ライブノイズ電車 SAPPORO 2017

開催日、
出演アーティスト
8月11日(金) 中村 としまる × 高橋 幾郎
8月25日(金) 大城 真 × ハットコペ
9月 1日(金) DJ方 × MC MANGO
9月15日(金) YPY × テンテンコ
9月29日(金) 大友 良英 × 湿った犬
時間 各回 18:30~18:45 集合、19:00 出発予定(約60分)
料金 前売:1,000円、当日:2,000円
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2012年のフェスティバル FUKUSHIMA! を原点とするノイズ電車が、市電を会場に展開します。複数のミュージシャンが市電に乗り込み、ノイズミュージックを演奏。観客は、鳴りやまない音の渦に飲まれ、ライブ空間へと変容した市電によって夜の札幌を周回します。

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公演SIAF2017 市電プロジェクト×指輪ホテル「Rest In Peace, Sapporo~ひかりの街をはしる星屑~」

開催日、
出演者
9月23日(土・祝)・24日

[作・演出] 羊屋白玉
[美術] サカタアキコ
[衣裳] 佐々木青
[衣裳・美術制作] 岩本直美、内倉麻実、川村つむぎ、KYOKO FUNAKI、小柴裕美子、清水小葉、Chiharu、ナガオサヤカ(プロレスリングサッポロ)、成田真由美、Hatch、原田ひより、yoshinao
[音楽] 今井大蛇丸、烏一匹(ムシニカマル)、鼓代弥生、新藤理(フリースクール札幌自由が丘学園)、スズエダフサコ(chobico)、ヨコイマウ
[照明] 高橋正和
[舞台監督]下澤要
[ドラマトゥルク] 渡辺たけし(蘭越演劇実験室)
[出演] 東谷春奈、ANJU FUNAKI、泉、大森佐知子、小野弥月、亀井健(劇団コヨーテ)、川島靖史、川村りこ、後藤美紀(ピエロ大集合)、澁彦、じゃがりこ、白鷺桜優(アート・ル・シティ)高野吟子(劇団新劇場)、蔦保亜佑、なかつかゆり(劇団清水企画)、ナガムツ(劇団コヨーテ)、堀内まゆみ(さっぽろ演劇研究室)、マリオネット人形師ロッカ、南沙樹、むらかみなお(デンコラ)、山田あさこ、鹿俣晃、NPO法人 オーク会のみなさん
[記録] 酒井奈菜
[写真撮影] 加藤甫
[動画撮影] 小山赤理、箱崎慈華
[制作] 糸山裕子(アートマネージメントセンター福岡)

時間 各日 17:00集合、17:20出発/19:30集合、19:50出発
料金 2,500円(当日券なし)
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アーティスト「指輪ホテル(芸術監督:羊屋白玉)」が、市電やその周辺地域を舞台に新作となる演劇を市民とともに制作し、公演します。今回は、市電周辺エリアならではの風景、人、物、出来事に注目し、時には市電の車内で、時には車窓からの風景の中で、それらの要素を指輪ホテル独自の観点で演出に盛り込んだ演劇が創作されます。制作にあたっては、さまざまな形で市民を巻き込みます。パフォーマンスの参加はもちろんのこと、美術や衣装の作成、映像撮影として作品を発信、アーカイブ化する重要な役割にも市民が参画。創作される様子を公開しながら、参加者の皆さんと一緒につくりあげる作品を目指して展開します。

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プロジェクト市電放送局JOSIAF

日時 ①2017年8月6日日「都市と市電と札幌人」
ゲスト 和田 哲街歩き研究家、札幌LRTの会

②2017年8月18日金「都市と市電とアーティスト」
ゲスト 岸野雄一スタディスト、祭の妖精 祭 太郎、他

③2017年9月8日金「都市と市電と研究者」
ゲスト 岡本亮輔北海道大学 メディア・コミュニケーション研究院 准教授、他

④2017年9月20日水「JOSIAF x JOFU – FM AIR-G’ hello! HOKKS」
ゲスト 猪熊梨恵(札幌オオドオリ大学学長)、森本優(AIR-G’アナウンサー)

⑤2017年10月1日1周目「Time Loop Tram 99」
演出 三上拓馬、成瀬絢子(市電プロジェクトメンバー)

⑥2017年10月1日2周目「Next Loop ! 」
ゲスト 市電沿線界隈の皆さん誰かがどこかで乗り込んできます

①⑤受付 14時30分〜14時59分
出発 15時00分〜16時00分 約60分間

⑥受付 16時00分~16時30分/乗車:16時30分~17時30分 約60分間

会場
札幌市電内
集合場所
札幌市電 すすきの停留所『貸切電車専用停留場』札幌市中央区南4条西4丁目
交通機関 ・地下鉄大通駅 徒歩6分
・JR札幌駅 徒歩20分
※会場には無料の駐車場はありません。車でお越しの方は周辺の有料駐車場をご利用ください。
参加費 無料
定員 20名/回 先着順
対象 どなたでも
募集期間 7月23日から 各イベント実施日前日まで
①〜8/5土まで
②〜8/17木まで
③〜9/7木まで
④〜9/19(火)まで
⑤⑥〜9/30土まで
申込必要事項 (1) 行事名必須
(2) 参加日程必須
(3) 氏名・ふりがな参加者全員・必須
(4) 代表者の氏名・ふりがな必須
(5) 代表者の電話番号 当日も連絡可能な連絡先必須
持ち物 なし
注意事項 ・10歳未満の方は必ず保護者同伴の上、ご参加ください。
保護者の膝の上で鑑賞できる方は人数にはカウントされません
・出発時刻までに受付を済ませた上で、市電すすきの停留所隣の『貸切電車専用停留所』にお集まりください。
・天気や当日の状況により時間が変更となる場合があります。
・当日の様子は記録のために写真撮影、映像撮影を行います。撮影した写真、映像は広報活動の一環としてウェブサイトや広報誌等に掲載させていただく場合がございます。あらかじめご了承ください。
・すべての手荷物の破損や盗難などについて、主催者は一切の責任を負いません。荷物の自己管理をお願いいたします。
・市電内は大変狭くなっております。動き易いよう、大きなお荷物は持ち込まないようにお願いします。本イベントの受付では荷物のお預かりは致しませんので予めご了承ください
・最終日の「Time Loop Tram 99」では、市電の音を活用した実験的な作品をお披露目します。大きな音やノイズ音が苦手な方はご参加をご遠慮ください。
・電車内は原則飲食可能ですが、強い臭いを発するものやお酒類に関してはご遠慮願います。
・インターネットでの配信についてはYoutubeにて行います。
イベント詳細 「市電放送局 JOSIAF」について〈お問い合わせ先〉
【札幌国際芸術実行委員会事務局】 電話 011-211-2314
申し込み先 札幌市コールセンターwebフォーム、または、札幌市コールセンターに電話222-4894にて申し込み。

市電そのものをスタジオにした放送局がこの夏、開局します。この放送局では、市電の成り立ちや市電周辺の歴史、習慣、営みの特徴を要素に、さまざまなゲストを迎え、トーク番組から音の実験まで、市電の仕組みやその隠された機能を生かして番組が制作される予定です。放送内容は、すべて電車内から配信、収録されますので、市電がラジオのスタジオとなり、電車に乗りながら公開収録を楽しんでいただけます。配信後は、アーカイブとしてネット配信します。

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プロジェクトラッピング電車SIAF号

開催日 会期中毎日運行予定
運行時間 未定
講師 佐藤 直樹(SIAFバンドメンバー)

共催: 札幌市中央区

市電プロジェクトとSIAFデザインプロジェクトとの連携企画として、札幌市中央区に住む小学5~6年生と共にワークショップを通じてラッピング電車SIAF号のデザイン(設計図)を考案します。その図案をもとにラッピングされたSIAF号は、会期中、毎日どこかの時間に出動し、通常運行のみならず市電プロジェクトの各コンテンツの会場としても活用されます。

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プロジェクト