札幌国際芸術祭

モエレ沼公園 雪倉庫で、平川紀道《datum》の展示が決定しました!


今年の8月に開幕する札幌国際芸術祭2017のモエレ沼公園会場では、宇宙の文化芸術活用を推進するARTSATプロジェクトと札幌市資料館を拠点に継続的な活動を行なっているSIAFラボのコラボレーションにより、モエレ沼公園を舞台とした新作《Sculpture to be Seen from Space, Improvisation to be Heard from Space. 宇宙から見える彫刻、宇宙から聞こえる即興演奏》を発表します。
このプロジェクトでアーティスティックディレクターを担当する平川紀道の作品プレビューを、世界中から多くの人が集まる冬季アジア札幌大会の開幕に合わせ、モエレ沼公園の雪倉庫で実施します。

《datum》は、平川が現在取り組んでいる高次元空間における美をテーマとした映像と音響によるインスタレーションです。今回は、モエレ沼公園で実際に作家が撮影した画像データを使用し、最新作として発表します。
3次元空間を生きる私たちは、平川が画像データと計算によって作り出す6次元の造形を観ることで、何を知覚することが出来るでしょうか。
併せてメディアアーツ都市の展望を示すトークイベントも行います。
メディアアートの先端を走る作家の活動を観る貴重な機会です。ぜひご覧ください。

2017冬季アジア札幌大会連携 創造都市発信事業
札幌国際芸術祭2017 アーティスト・プレビュー
平川紀道《datum》

日時:2017年2月16日(木)− 19日(日)11:00~17:00(入場は16:30まで)
※2月16日(木)14:00よりアーティスト本人による作品説明を行います。
参加ご希望の方は時間までにガラスのピラミッド内受付へお集まりください。

会場・アクセス
モエレ沼公園ガラスの
ピラミッド雪倉庫(右図参照)
札幌市東区モエレ沼公園1-1
TEL:011-790-1231
地下鉄東豊線「環状通東駅」から北海道中央バス「東69番あいの里教育大駅前」行か「東79番中沼小学校通」行に乗車後、所要時間約25分で「モエレ沼公園東口」下車、後徒歩約15分。
http://moerenumapark.jp/

入場料:無料


クロージングトーク
「アート&サイエンスとしてのメディアアート」

日時:2月19日(日)13:00~14:30
会場:モエレ沼公園ガラスのピラミッド スペース1
入場料:無料
※事前申し込み不要、当日受付

■ 第1部 レクチャー「メディアアートの現在」
久保田晃弘(ARTSAT × SIAFラボ 代表/多摩美術大学教授)

■ 第2部 鼎談 「アート&サイエンスとしてのメディアアート」
坪井 あや (東京大学カブリ数物連携宇宙研究機構)
久保田 晃弘(ARTSAT × SIAFラボ 代表/多摩美術大学教授)
平川 紀道(本展アーティスト)


主催:札幌市
企画運営:札幌国際芸術祭実行委員会
協力:公益財団法人札幌市公園緑化協会、株式会社プリズム、さっぽろ天神山アートスタジオ
助成:平成28年度メディア芸術クリエイター育成支援事業