祝!クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]開催!
事務局からのひとり言
2021.11.19

祝!クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]開催!

いよいよ11月20日より、東京都現代美術館で、クリスチャン・マークレーさんの展覧会が始まります!

なぜ、SIAFにとって、おめでたい!のかといえば、クリスチャン・マークレーさんは、SIAFにとっては非常に重要なアーティストだからです。

SIAF2017では、マークレーさんをメインアーティストとして、たっぷり紹介させていただきました。
その理由は、SIAF2017ゲストディレクターの大友良英さんが企画を考案する際、自身に非常に大きな影響を与えたアーティストとして、筆頭にマークレーさんの名前を挙げ、参加の調整を始めたことにあります。

音楽と美術を越境する表現者であり、世界的に注目を集めるアーティストであるマークレーさんの作品を、札幌芸術の森美術館のほぼ全館を使って紹介しました。
その担当キュレーターとして展示の実現に奔走していただいたのが、東京都現代美術館学芸員である藪前知子さんでした。

藪前さんによれば、このSIAFでの縁が、今回の大規模な展覧会に繋がったということで、会場は藪前さんの職場である東京都現代美術館。
SIAFとしてはなんとも嬉しい、そして大変楽しみな展覧会です。

ここで少しだけ、SIAF2017を振り返ってみます。
芸術祭の初日、ディレクターの大友良英さんとオープニングを飾ったパフォーマンスが「Found Object」でした。

札幌で集められたどこにでもあるようなガラクタ(日常品や廃材)が散りばめられたビルのワンフロアでその緊張感のあるパフォーマンスが実現しました。
並べられたガラクタを二人が次々と選び取り、どんな音がするのかを個々に確かめます。
そのプロセスで発せられる音が混ざり合い、時に反発し、会場は、二人の動きと音とモノで混沌としていきます。本当に貴重な1時間となりました。

その様子は、アーカイブビデオで公開されています。ぜひ、ご覧ください。

札幌国際芸術祭 2017 オープニングライブ 2017年8月6日(日)
クリスチャン・マークレー+大友良英「Found Objects」

 

そして、札幌芸術の森での展示「NEW LIFE:リプレイのない展覧会」(2017年8月6日から10月1日)からマークレーさんの展示作品も写真で振り返ります。
大友さんに大きなインパクトを与えたレコード。


《Record Without a Cover》 1985年 / photo:小牧寿里

 

「そのレコードは、本当に裸のままむき出しでレコード屋さんに売られていたんです。
レコードの前半にはほとんど音が入ってなくて、最初から録音されたレコードの傷の音なのか、あとからついた本物の傷の音なのか、判別のつかない作品でした。このノイズだらけのレコードが、音楽バカだった私の脳髄をどれだけ刺激したことか。」(大友良英)

札幌国際芸術祭2017を巡るサブストーリー
「たった1枚のノイズだらけのレコードから広がる世界だってあるのだ」より

 

展示室全体を音で満たしたインスタレーションの数々


《Recycling Circles》2005年 / photo:小牧寿里

 


《Recycling Circles》2005年  / photo:小牧寿里

 


《Lids and Straws (One Minute)》2016年 / photo:小牧寿里

 


資料展示の様子 / photo:小牧寿里

 

 

当時もさまざまな作品が紹介されましたが、今回の東京都現代美術館での展示は、「初期から最新作まで、その全キャリアを振り返る作品」をたっぷり見ることが出来るそうです。
関連プログラムには大友さんをはじめ、SIAFに馴染み深いアーティストが参加されます!
東京に行く機会があれば、皆様ぜひ足を運んでみてください!

 


クリスチャン・マークレー トランスレーティング[翻訳する]
会期 2021年11月20日(土)-2022年2月23日(水・祝)
会場 東京都現代美術館(土)〒135-0022 東京都江東区三好4-1-1(木場公園内)
https://www.mot-art-museum.jp/exhibitions/christian-marclay/

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