イベントレポート
2019.06.25

SIAF2020ディレクターズトーク第3弾「ビジネスにもアートが必要!?-ビジネス×アート-」を開催しました。

SIAF2020に向けたディレクターズトーク第3弾を6/6(水)に開催しました。

題して「ビジネスにもアートが必要!? -ビジネス×アート-」。

一般的にはなかなかつながりの見えにくい「ビジネス」と「アート」。
今回のディレクターズトークは、企画ディレクター 天野太郎と共に、これからの芸術環境を支えるビジネスの可能性、あるいはビジネスの世界にアートが果たす役割について模索してみようという試み。

ゲストにお招きしたのは、企業等でアートを活用したワークショップを実践する(株)クリエイティブ・ジャングル 竹林陽一さんです。

撮影:詫間のり子

実は本ブログでも紹介させていただきましたが、先月、竹林さんが手がけるワークショップが市内の某企業で開催されたのでそちらのレポートも合わせてごらんください。

「企業で役立てるアート講座」を開催しました!

さて、トークの会場となった札幌市民交流プラザSCARTSコートには、当初の想定を大きく上回る140名を超える方々にご来場いただきました。(会場のキャパシティギリギリ!!!)
SIAF関連のイベントに初めてお越しになった方も多数いらっしゃった様子で、このトークテーマの関心度の高さにまずは驚かされました。

トークは、天野ディレクターから「アート」とそれにまつわる「お金」が歴史の中でどのように変化してきたのかというイントロダクションに始まり、竹林さんからは事例紹介を通して「なぜビジネスにアートが必要なのか?」について熱く語っていただきました!

とりわけ印象的だったのは、竹林さんの「機能という制約がないアートは創造の原点」という言葉。

アートというのは、機能という制約に縛られていないため、我々が普段目にするものの中では極めて特異なものであり、それゆえ、新しい視点を与えてくれる可能性が大変高いとお話されていました。

今回のトークテーマが、SIAF2020に向けて、どのように形になっていくのかはまだ未知数ではありますが、これまでアートになじみの薄かった方たちにも、興味を持っていただくきっかけになったのではないでしょうか。

多数のご来場本当にありがとうございました!!!
次回のディレクターズトークも是非お楽しみに!

番外編は6/26(水)あいちトリエンナーレ2109 芸術監督の津田大介さんをお呼びして開催します。
こちらもぜひ後日レポートup予定です。
詳細:https://siaf.jp/event/talk/p10132/

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