SIAF2014 プレイベント第3弾 サウンドプロジェクトワークショップ 第2回

Tuning the Sound of Sapporo !!Title Logo

Music for

ワークショップ開催概要
日時:2013年12月8日(日) 11:00 - 19:00
場所:越山計画、及び札幌駅・大通周辺
参加者:9名(学生・社会人)


札幌国際芸術祭 2014プレイベント第3弾、都市の音を様々な角度で体験し考えるための市民参加型ワークショップの記録です。第2回目は、音楽家/建築音響デザイナーの小野寺 唯さん(http://www.critical-path.info/)をゲスト講師にお迎えし、都市生活の様々なシチュエーションをイメージし、それぞれのシチュエーションで聴かれるための音作品の制作を試みました。
生活空間や都市空間のために制作された過去の様々な作品例の参照、音素材の録音・加工法及び音素材を活用した作品化の手法に関するアイデア紹介、第1回目の小学生向けワークショップの紹介(http://www.sapporo-internationalartfestival.jp/2014/sound/ws1/)、フィールドレコーディングによる音素材の採集方法に関するアイデア紹介をふまえ、ワークショップ前半では、各自思い思いに札幌の街の音をフィールドレコーディングして歩きました。 ワークショップ後半では、「Music for ~ 」という作品タイトルのアイデアを参加者それぞれがイメージして、フィールドレコーディングによって採取してきた音素材を活用した作品制作に取り組みました。タイトなスケジュールにもかかわらず、参加者の皆さんが素晴らしい集中力を発揮し、アイデア溢れる作品が披露されました。


ゲスト講師:小野寺 唯
岩手県生まれ。音楽家 / 建築音響デザイナー。音楽と建築を学び、建築音響設計に従事の後、CRITICAL PATHを主宰して「空間/環境から捉えた音の機能と関係性」をコンセプトに音と空間を含めたサウンド / スペース・デザインを手掛ける。2007年、アメリカのand/OARよりソロ・アルバム『suisei』のリリースを皮切りに国内外のレーベルより作品を発表し、イギリス「Wire」誌やドイツ「DE:BUG」誌、オーストラリア国営公共放送局の「ABC」やイタリア「RAI」など海外メディアを通じて広く紹介される。岩手県立美術館、川越市立美術館、NTT InterCommunication Centerなど様々なシーンでのライブ・パフォーマンスやBrandt Brauer Frick、Machinefabriek、Yves De Mey、Twigs & Yarnなどの来日公演、2013年にはスペイン、バルセロナのエレクトロニック・ミュージック/ビジュアル・アートのフェスティバル「störung festival」にMoritz von Oswald、Mika Vainio (raster-noton)、Pjusk (12k)、Francisco López (sub rosa)等と共に出演。ポルトガルのThe Beautiful Schizophonic (Crónica)、アメリカのCeler (Spekk)とのコラボレーション・アルバムや『Pleq/Good Night Two』(PROGRESSIVE FOrM)、『Geskia!/323 Sayonara Memories』(Home Normal)など国内外のコンピレーション、リミックス・ワークも多数手掛ける。その他、CM/web/企業VP などの広告音楽、プロダクトやユーザーインターフェイスのためのサウンド・デザイン/サウンドロゴ、エキシビション、商空間など建築空間のための音と空間を含めたサウンド・スペース・デザイン、コンテンポラリー・ダンスや舞踏の為の作曲など多岐に渡る。 http://www.critical-path.info/

スタッフ:小林亮太郎、中脇まりや、津田さん(A.I.S. プランニング)
ファシリテーター:須之内元洋(札幌市立大学デザイン学部助教)、大黒淳一(サウンドアーティスト)