SIAF2014

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500M美術館ギャラリーツアー

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500m美術館企画展示「北海道のアーティストが表現する「都市と自然」ー「時の座標軸」ー」は同時代を生きる北海道や札幌ゆかりのアーティストたちが、札幌の時間軸を内包しつつ「都市と自然」の物語を紡ぎ出します。7月21日にはこの企画を担当している札幌国際芸術祭2014地域ディレクターである端聡がナビゲートしてのギャラリーツアーを開催いたします。

500M美術館ギャラリーツアー

■日時:
2014年7月21日(土)13:00-14:00
■会場:
札幌大通地下ギャラリー500m美術館(札幌市中央区大通西1丁目〜大通東2丁目。地下鉄大通駅とバスセンター前駅を結ぶ地下コンコース(地下2階相当)内)
■参加費:
無料
■参加申込:
参加希望の方は、時間までに500m美術館のバスセンター側モニター付近にお越しください。

■500m美術館企画展示「北海道のアーティストが表現する「都市と自然」ー「時の座標軸」ー」
SIAF2014のテーマ「都市と自然」は、アートを媒介し、これからの都市と自然の共生や人間の未来を考える契機と理解できます。このテーマに呼応して、札幌の地下空間に開設された500m美術館では、都市化の象徴でもある地下空間から、わずか100年で地上に形成された札幌都市空間と、膨大な時間と共に横たわる自然環境との新たな観点を見出すことを考えました。札幌は、東西の横軸と南北の縦軸によって整然と区画づけられた都市ですが、近年、第三の座標軸が整備されつつあります。それは天を突き、地を穿つ垂直軸です。高層ビルや地下歩行空間もまた確かに近代化の所産ではありますが、それは単に空間を上下に広げるだけではありません。夜空の星の煌めきは何億光年も経て今私たちに届けられ、また地層とは時間の襞が幾重にも積み重なって形成されたものです。つまりこの第三の座標軸には時間が宿されているのです。アートがもし「都市」と「自然」の共生を実現できるとすれば、それはアートがこうした文化の精華として時間の厚みを体現するものだからです。この第三の座標軸に位置する500m美術館では、同時代を生きる北海道や札幌ゆかりのアーティストたちが、札幌の時間軸を内包しつつ「都市と自然」の物語を紡ぎ出します。