SIAF2014

関連プログラム

札幌国際芸術祭2014ファイナルトーク
Ustreamでの生配信も行います!

final
札幌国際芸術祭2014を振り返り、次回を展望するファイナルトークを実施します。
本芸術祭の関係者だけではなく地元美術関係者も出席し、地元目線や第三者的な視点からSIAFを振り返り、未来を展望していきます。(Photo:Keizo Kioku)

■日時:
2014年9月28日(日)13:00-15:30
※冒頭の15分で札幌市資料館リノベーションアイデアコンペティション表彰式を実施します。
■場所:
札幌市役所1階ロビー特設会場
■出演:
SIAF2014ゼネラルプロデューサー 武邑光裕
SIAF2014企画アドバイザー 浅田彰
SIAF2014アソシエイト・キュレーター 飯田志保子
SIAF2014アソシエイト・キュレーター 四方幸子
SIAF2014地域ディレクター 端聡
北海道美術ネット主宰 梁井朗
札幌芸術の森美術館 副館長 吉崎元章
北海道立近代美術館 学芸部長 寺嶋 弘道
■参加費:
無料(定員150名)
■申込方法:
札幌市コールセンターへ9/25までに申込。※当日直接ご参加いただけます

なお、当日はファイナルトークの様子をUstreamで生配信いたします。

Live streaming video by Ustream

USTREAMで観る
>> http://www.ustream.tv/channel/siaf-channel


出演者プロフィール

武邑 光裕

SIAF2014ゼネラル・プロディーサー。1954年東京生まれ。札幌市立大学デザイン学部教授。同大で創造産業、メディア芸術を講じ、内外の創造都市施策を研究。ソーシャル・メディア環境と創造経済分野を中心としたグローバルな共同研究の促進を図っている。
日本におけるメディア美学、サイバー文化研究の先駆者として、名古屋国際ビエンナーレARTEC(アーテック)審査員、「アルス・エレクトロニカ」(オーストリア)のワールドワイドウェブ部門初代審査員、季刊「インターコミュニケーション」編集委員などを務めた。一方、地域文化資産のデジタル・アーカイヴ情報学の実践として、京都市、石川県、沖縄県のデジタル文化遺産プロジェクトを主導した。著書に『サイバーメディアの銀河系』(フィルムアート社)、『メディア・エクスタシー』(青土社)、『デジタル・ジャパネスク』(NTT出版)など多数。2003年、『記憶のゆくたて デジタル・アーカイヴの文化経済』(東京大学出版会)で、第19回電気通信普財団テレコム社会科学賞を受賞。平成19年度北海道総合通信局長賞受賞。NPO都市文化創造機構理事、TMT Strategies(米国ニューヨーク)アドバイザー、札幌メディア・アーツ・ラボ(SMAL)所長を務める。

浅田 彰

SIAF2014企画アドバイザー。1957年、神戸市生まれ。京都造形芸術大学大学院長。同大で芸術哲学を講ずる一方、政治、経済、社会、また文学、映画、演劇、舞踊、音楽、美術、建築など、芸術諸分野においても多角的・多面的な批評活動を展開する。著書に『構造と力』(勁草書房)、『逃走論』『ヘルメスの音楽』(以上、筑摩書房)、『映画の世紀末』(新潮社)、対談集に『「歴史の終わり」を超えて』(中公文庫)など多数。季刊『InterCommunication』や季刊『批評空間』の編集委員も務めた。

飯田 志保子

SIAF2014アソシエイト・キュレーター。1975年東京生まれ。1998年から2009年まで財団法人東京オペラシティ文化財団に所属。東京オペラシティアートギャラリー(TOCAG)の開館準備に従事し、2009年8月まで同アートギャラリーのキュレーターを務める。オーストラリア、韓国での客員キュレーターを経て、現在、インディペンデント・キュレーターとして名古屋を拠点に展覧会企画、寄稿、講義などの活動を行う。最近の活動としては、「第15回アジアン・アート・ビエンナーレ・バングラデシュ2012」日本公式参加キュレーター、「あいちトリエンナーレ2013」共同キュレーターを務めるなど、国内外で数多くの企画を手がける。主な企画(共同企画含む)に「ヴォルフガング・ティルマンス——Freischwimmer」、2004年TOCAG;「Rapt! 20 contemporary artists from Japan」、2005年から2006年までオーストラリア複数都市;「トレース・エレメンツ——日豪の写真メディアにおける精神と記憶」、2008年TOCAG/2009年パフォーマンス・スペース、シドニー;「Omnilogue(オムニログ): Journey to the West」、2012年ラリット・カラ・アカデミーギャラリー1&2、ニューデリー、インドなど。

四方 幸子

SIAF2014アソシエイト・キュレーター。京都府生まれ、東京在住。「拡張されたキュレーティング」を提唱。多摩美術大学および東京造形大学客員教授、IAMAS(国際情報科学芸術アカデミー)非常勤講師。アツコバルー arts drinks talkアーティスティック・ディレクター。アートと科学を横断する数々の展覧会やプロジェクトをキヤノン・アートラボ(1990-2001)、森美術館(2002-04)、NTT ICC(2004-10)キュレーター、またインディペンデントとして国内外で実現。最近の活動に「ミッションG:地球を知覚せよ!」展 (ICC、2009-10)、カールステン・ニコライ+マルコ・ペリハン「polar m」展(山口情報芸術センター、2010-11、共同キュレーター)、「Possible Water|<コモンズ>としての未来」展(東京ドイツ文化センタ-、2012)、第7回ソウル国際メディアアート・ビエンナーレ「メディアシティ・ソウル 2012」(共同キュレーター)、ウーバーモルゲン「クラフト|エネルギーの学校」展(アーツ千代田3331、2012)、「Money after Money|信用ゲーム 2013」展などがある。国内外の審査員・共著多数。

端 聡

SIAF2014地域ディレクター。1960年生まれ、札幌在住。札幌を拠点に活動し、美術家として北海道、札幌のみならず海外での活動も盛んに行う。1995年ドイツ学術交流会DAADの助成によりドイツに滞在して以降、国内外で多数の展覧会に出品、受賞歴多数。アートディレクターとして自らが運営するCAI現代芸術研究所などで北海道若手作家の海外展(ドイツ、中国、ポーランドなど)も数多く企画、舞台の芸術監督も務めるなど活動は多岐に渡る。2011年、国際芸術祭実現を目標とした民間運動、札幌ビエンナーレ・プレ企画では芸術監督を務める。2004年、札幌文化奨励賞を受賞。2012年、北海道文化奨励賞を受賞。

梁井 朗

北海道美術ネット主宰。北海道の美術、書道、写真の展覧会情報を発信するブログ「北海道美術ネット」主宰。SIAFの情報もたびたび掲載するなど外部の視点でSIAFに関して多くの発信をしている。北海道新聞文化部所属。

吉崎 元章

札幌芸術の森美術館 副館長。SIAFのメイン会場のひとつを担う美術館として、SIAFの運営を支えた。これまでの芸森美術館の集客実績や経験をもとにした的確な助言はSIAF運営上、大変貴重な意見となった。

寺嶋 弘道

北海道立近代美術館 学芸部長。SIAFのメイン会場のひとつを担う美術館の学芸員として展示・運営を見守るとともに、SIAF500m美術館部会員を兼職し、500m美術館での企画展「時の座標軸」の開催を支援してきた。博物館学・展示論の観点から道内外の芸術祭や美術展を考察している。