SIAF2014

SIAF2014開催概要

「札幌国際芸術祭2014」は札幌初の国際的なアートフェスティバルです。世界的に著名なアーティストである坂本龍一氏をゲストディレクターに迎え、2014年7月19日(土)から9月28日(日)まで、72日間に渡り開催されます。開催テーマは「都市と自然」。これからの都市と自然の共生のあり方を考える国際芸術祭として、世界で活躍する現代アーティストたちが参加し、市内各所では展覧会やパフォーマンスなど、様々なプログラムが展開されます。美術館はもちろん、札幌の街全体が芸術祭の舞台となります。

プロジェクト

参加型プロジェクト「アート×ライフ」

 「アート×ライフ」は、SIAF2014のサブテーマ「自然」「都市」「経済・地域・ライフ」の実践的展開として、アーティストと人々、人々同士をつなげることで、誰もが創造的にふるまっていくことを喚起するアート&ソーシャル・プロジェクトです。
深澤孝史は、誰でも得意なことを「銀行」に預け引き出せるプロジェクト「とくいの銀行」(2011年に茨城県取手市で開始・継続中。昨年山口情報芸術センター[YCAM]主催で山口版を実施)を、札幌の地で新たな発想のもと《とくいの銀行 札幌》として展開します。札幌の開拓使時代へと遡る「とくいの銀行 札幌支店since1869」と「札幌市開開拓資料館」で構成。開拓時代の「とくい」を想像し預けたり、それらを引き出しドキュメントすることで資料館の展示が増えていきます。インターネットヤミ市は、「インターネットに関するものを直接売買する」というテーマのもとデータ流通/販売の新しいあり方を実現する、フリーマーケット形式のイベントです。「BLIND BOOK MARKET」と「サッポロ・エホン・カイギ」は人々が本を再発見・活用していくシェア&交換プロジェクト。それぞれ札幌駅地下歩行空間(チ・カ・ホ)と資料館にステーションを持ち、持参の本と交換したり、本を閲覧したり、感想を共有したりと本を介したコミュニケーション回路が開かれます。

【とくいの銀行】
■会場:札幌市資料館
「とくいの銀行」とは、「英語が話せる」「空手を教えられる」「へんな動きができる」など、自分ができる「得意なこと」を銀行に預けて、必要な人に使ってもらったり、誰かの「得意なこと」を引き出して活用したりできる参加型プログラムです。得意なことを引き出す際に、登録者を結び付けたり、イベントを開催したりします。
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【インターネットヤミ市4 in 札幌】
■会場:さっぽろテレビ塔
インターネットヤミ市は、「インターネットに関するものを直接売買する」というテーマのもとデータ流通/販売の新しいあり方を実現する、フリーマーケット形式のイベントです。8月3日(日)さっぽろテレビ塔てに開催。
公式サイト : http://yami-ichi.biz/4/

【ブラインド・ブック・マーケット】
■会場:札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)
本の交換プロジェクト。会場に持ってきていただいた本をカバーで覆いどんな本かわからなくした上で、あなたのその本への感想や思い出を記入していただきます。その本をBLIND BOOK MARKETに提供し、かわりに誰かが提供した本を1冊持って帰ることができます。「思い」だけで本を選び、本を交換します。
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【サッポロ・エホン・カイギ】
■会場:札幌市資料館
古絵本たちに、もう一度活躍してもらうプロジェクトです。古絵本を広く募集し、持ち主のみなさんから絵本にまつわるエピソードを集めて、ワークショップを展開していきます。絵本と記入したエピソードシートをもとに、簡単な自己紹介と絵本にまつわる話をしてもらいます。みんなで持ちよった絵本の中から一つ選び新しいストーリーや簡単なイラストを添えて、新しい1〜2ページを創作します。
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■日 程 :2014年7月19日(土)~9月28日(日)
■担 当 :四方 幸子(アソシエイト・キュレーター)

プログラム

エキシビション

プロジェクト

パフォーマンス/ライブ