SIAF2014

コロガル公園 in ネイチャー supported by 札幌丸井三越

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平成26年(2014年)7月19日(土)から9月28日(日)まで行われる札幌国際芸術祭2014で、緑豊かな札幌市資料館の裏庭に、自然素材の大小の起伏が広がり、メディアによる仕掛けも組み込んだ子どものための公園型のインスタレーション作品が出現します。
これまでにない知覚やからだの使い方を発見できるとともに、子どもが追加したい遊びや機能を話し合うワークショップ「子どもあそびばミーティング」を受け、会期中変化していきます。「コロガル公園」は、2012年に山口情報芸術センター[YCAM]で発表され、今回屋外での初の展開として、かたちやシステムが新たに構想されました。

アーティスト:YCAM InterLab+五十嵐 淳

●YCAM InterLab
InterLab(インターラボ)は、山口情報芸術センター[YCAM]に内属する研究開発チーム。主にYCAMが委嘱作品として発表するメディアアート作品やパフォーミングアーツなどの技術的な開発を行っている。また、これに関連してメディアテクノロジーを芸術表現および教育プログラムへ応用するための研究に取り組んでいる。今回の「コロガル公園inネイチャー」は、YCAMが過去2回実施したプロジェクトを、札幌市資料館裏庭の環境に合わせて製作するものである。

●五十嵐 淳
1970年北海道生まれ。1997年五十嵐淳建築設計事務所設立。著書に「五十嵐淳 / 状態の表示」(2010年、彰国社)、「五十嵐淳 / 状態の構築」(2011年、TOTO出版)など。これまで、第19回吉岡賞やJIA新人賞など、数々の受賞歴を持っており、今回の「コロガル公園inネイチャー」では設計を担当し、YCAMのコンセプトを具体的なかたちに作り上げている。

営業日・時間

平成26年(2014年)7月19日(土)~9月28日(日)10時00分~16時30分
※定休日
・毎週火曜日(火曜日が祝日の場合は、次の平日を定休とする)
・子どもあそびばミーティングにともなうアップデート期間中(8/19~21、9/9~11)
※雨天時に中止の場合があります。

会場

札幌市資料館(札幌市中央区大通西13丁目)裏庭
※地下鉄西11丁目駅1番出口より徒歩5分
※会場には無料の駐車場はありません。お車でお越しの場合は周辺の有料駐車場をご利用ください。

参加費

無料

対象

小学1年生~小学6年生
※対象児童の保護者の入場は可能です。保護者は20歳以上の成人を指します。
※対象者以外の入場はできませんが、8月22日以降の平日10時00分~13時00分については、小学生未満の児童も入場できます(要保護者同伴)。

最大同時入場者数

40名(保護者含む)

混雑時の対応

来場者が40名を超えた場合は、30分間隔で入場者の入れ替えを行います。待機者が多数出た場合は、整理券を配布いたします。
※事前予約や団体による優先予約は受け付けておりませんので、直接会場にお越しください。
※整理券は代理人にお渡ししておりませんので、必ずお子様ご本人がお越しください。

子どもあそびばミーティング

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コロガル公園inネイチャーで遊ぶ子どもたちが、スタッフとともにコロガル公園に追加したい遊びや機能を話し合うワークショップです。このミーティングで提案されたアイデアの一部は、新しい機能として追加されます。

●日時:平成26年(2014年)8月17日(日)、9月7日(日)(両日ともに14時00分~15時30分)
●会場:札幌市資料館裏庭 コロガル公園付近 ※雨天決行(雨天時は札幌市資料館の館内も利用します)
●参加費:無料
●対象:小学1年生~小学6年生
●定員:25名程度
※どちらか1回の参加でも申込はできますが、応募多数時は抽選を行います。抽選時は2回とも参加できる方を優先いたします。
●申込方法:【札幌市コールセンター】へ電話でお申し込みください。(電話 011-222-4894)
申込必要事項
(1) 行事名 「コロガル公園子どもあそびばミーティング」とお申し出ください。
(2) 氏名(児童・保護者)
(3) 郵便番号・住所
(4) 電話番号 ※日中に連絡のつく番号
(5) 希望日(8月17日、9月7日、両日)

●申込期間
・平成26年(2014年)7月19日(土)~8月7日(木)
※申し込みの結果は事務局より8月12日頃に郵送で送付いたします。

注意事項等

コロガル公園は、遊具ではなく、公園型の作品です。そのため以下の事項を了承して入場いただく必要があります。
(1) みんなで遊びを発見する公園
子どもたちにはコロガル公園の中で身体と頭を使って自分たちで遊びを作り出してもらえるようスタッフが支援します。園内にはさまざまな仕掛けが用意されていますが、特定の「使いかた」は決まっておらず、子どもたちの豊かな創造力で新しい遊びかたを生み出し、子どもたちが自分の身体と仕掛けを創造的に結び付ける機会を提供します。
(2) こどもたちみんなで作っていく自分たちの公園
改変不可能な遊具で子どもたちが遊ぶ公園ではなく、子どもたちが改変可能な学び場として、子どもたちと一緒に成長します。子どもたちの意見や要望を大切にすることで、「これをもっとこうしたら面白そう!」、「こんな仕掛けがあったらもっと楽しい!」といった想像をどんどん引き出し、“自分たちの”公園を作れるよう支援します。
(3) 参加者全員が自分の責任で遊ぶ公園
参加者は全員、入場前に自分の責任で遊ぶことを約束して入場します。「入場する」か「しない」か、「これは危険」か「安全」かなど、可能な限り参加者に選択してもらうようにします。この公園は、「危険」や「自主性」、「責任」をこどもたちが自ら考える“学びの場”としての機会を提供します。こどもは遊びの中で自分の限界に挑戦しながら成長します。そこで関わるスタッフは、禁止事項は最低限にし、「対話」と「見守り」を大切にその成長を妨げないよう支援します。

お問い合わせ先

【創造都市さっぽろ・国際芸術祭実行委員会 国際芸術祭事務局】(電話 011-211-2314)
 E-mail:info@siaf.jp(担当:宮岡・戸田)