SIAF2014

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エキシビション プロジェクト パフォーマンス/ライブ

エキシビション

高谷 史郎

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高谷史郎<Ice core>2005
Photo:Keizo Kioku
ラトビア国立自然史博物館(「雪と氷との対話」展、2005)委嘱作品
協力:北海道大学低温科学研究所、国立極地研究所、本堂武夫、宮本淳、若濱五郎、中谷芙二子

京都市立芸術大学在学中の1984年、古橋悌二をはじめとする同大学の学生が中心となって結成したアーティストグループ「ダムタイプ」に、創設メンバーとして参加。以来、ダムタイプのパフォーマンス、インスタレーションの制作に携わり、映像、照明、グラフィック、舞台装置デザインなどを幅広く手がけてきた。
並行して、1998年より個人でも制作を開始。プリズムやレンズを用いた作品、また高度なテクノロジーに裏打ちされた映像インスタレーションやパフォーマンス作品を発表している。舞台公演作に「明るい部屋」(テアター・デア・ヴェルト、ドイツ、2008)、「CHROMA」(びわ湖ホール、滋賀、2012)がある。高谷の作品には、空間と時間の関係や自然現象への深い洞察、光学的な現象の知覚への一貫した関心を認めることができる。それを総覧できる初の個展「明るい部屋」が、2013年から2014年にかけて東京都写真美術館にて開催された。
多ジャンルにわたるアーティストとの共同作業も多く、近年では中谷芙二子との《CLOUD FOREST》(山口情報芸術センター[YCAM]、2010)や坂本龍一・野村萬斎との「LIFE-WELL」(YCAM、2013)などがある。
今回は北海道立近代美術館にて、科学者・中谷宇吉郎へのオマージュとして制作した映像インスタレーション《Ice Core》(2005)を出品するとともに、中谷の研究資料である雪の結晶、火花放電の写真の展示監修も手がける。また、パフォーマンス「CHROMA」を道内で初公演する。

http://shiro.dumbtype.com/

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