SIAF2014

アーティスト・作品

エキシビション プロジェクト パフォーマンス/ライブ

エキシビション

山田 良

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山田良<横たわる樹木/光競争の跡>2014
Photo:Keizo Kioku

山田は風景をテーマにアーティスト活動を行っている。近年では2009年より空間作品「Landscape」シリーズを北海道中心に展開。建築デザインの活動と同時に、環境芸術に関する研究で博士号取得している。山田は2003年から3年間、文化庁新進芸術家海外研修員を経てノルウェー・オスロにて建築家・アーティスト活動を行う。Jensen & Skodvin建築設計事務所ではアーキテクトとしてフィヨルドの岩盤斜面に建つ《Juvet Landscape Hotel》《Tautra Monastery》などのプロジェクトを担当し風景に対峙する場を考察している。越後妻有アートトリエンナーレ(2003・06・09)では、新潟県の山間集落における長期的交流を軸にパブリックスペースを継続制作。山田は建築とアートとランドスケープデザイン、これらの境界を意識せず活動することを理想とし、場に対する構造の美学を追求しているようだ。近年ではロシア・シベリアへ活動の場を広げている。今回の500m美術館では、あえて壁厚など多くの制限があるコンポジットウォールで空間造形を創造する。
おもな受賞歴として、dedalo minosse国際賞特別賞2002(イタリア)、ASLAアメリカ・ランドスケープデザイン協会賞Professional Award 2004、AR+D賞 Highly Commended 2001+2012(イギリス)、環境芸術学会賞奨励賞2012などがある。1968年東京都生まれ。東京藝術大学大学院博士課程修了。現在、札幌市立大学大学院空間デザイン分野 准教授。

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