SIAF2014

アーティスト・作品

エキシビション プロジェクト パフォーマンス/ライブ

エキシビション

坂本 龍一 + 真鍋 大度

※9月20日[土]は一般入場は17時までです。17時以降は花火大会チケットお持ちの方のみ観覧可。
※9月23日[火・祝]が雨天の場合、15:00-16:30に館内イベントが開催されるため、映像のみの鑑賞となります。

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坂本龍一+真鍋大度<センシング・ストリームズ ー 不可視、不可聴>2014
Photo:Keizo Kioku

■坂本 龍一
1952年東京生まれ。東京芸術大学大学院修士課程修了。1978年『千のナイフ』でソロデビュー。同年、細野晴臣、高橋幸宏と『YMO』を結成。散開後も、音楽・映画・出版・広告などメディアを越え活動。1984年、自ら出演し音楽を担当した『戦場のメリークリスマス』で英国アカデミー賞他を、映画『ラストエンペラー』の音楽でアカデミー賞、グラミー賞他受賞。以後、活動の中心は欧米へ。常に革新的なサウンドを追求する姿勢は世界的評価を得ている。1999年制作のオペラ『LIFE』以降、環境・平和問題に言及することも多く、自然エネルギー利用促進を提唱するアーティストの団体artists’powerの創始、森林保全団体「more trees」の創設など活動は多岐にわたっている。加えて311以降は被災地の復興支援、さらには脱原発運動にも積極的に関わっている。2006年には新たな音楽コミュニティーの創造を目指し「commmons」をエイベックスとともに設立した。主な作品に『B-2 UNIT』『音楽図鑑』『BEAUTY』『LIFE』『out of noise』、著書に『音楽は自由にする』、共著に『縄文聖地巡礼』『いまだから読みたい本―3.11後の日本』『NO NUKES 2012 ぼくらの未来ガイドブック』など。2012年には「1996」以来待望のトリオ・アルバム『THREE』を発表。2013年1月より放送を開始したNHK大河ドラマ「八重の桜」のテーマ曲を手がけ、現在、オリジナル・サウンドトラックアルバムが好評を得ている。また、2013年は山口情報芸術センター(YCAM)10周年事業のアーティスティック・ディレクターとして、2014年はSIAF2014のゲストディレクターとしてアート界への越境も積極的に行っている。1990年より米国、ニューヨーク州在住。

■真鍋 大度
1976年生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)DSPコース卒業。ジャンルやフィールドを問わずプログラミングを駆使して様々なプロジェクトに参加。MIT MediaLab、Fabricaをはじめ世界各国でワークショップを行うなど教育普及活動にも力を入れる。子ども向けの作品やワークショップも多数。openFrameworksの開発者会議、cycling74のExpoにプレゼンテーターとして参加。eyeo festival、OFFF、FITC、Transmediale、EXIT、Scopitone Festivalをはじめとした海外のフェスティバルに参加。
Prix Ars Electronicaでは2009年度審査員を務め、2011年度インタラクティブ部門準グランプリ受賞。文化庁メディア芸術祭においては大賞2回、優秀賞2回、審査委員会推薦作品選定は8回を数える。2010年よりPerfumeの演出サポートを担い、ディレクションを担当した「Perfume Global Site Project」はカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル、サイバー部門にて銀賞を受賞。米Apple社の「Mac誕生30周年スペシャルサイト」にてジョン前田、ハンズ・ジマーを含む11人のキーパーソンの内の一人に選出されるなど国際的な評価も高い。

■展示会場について
今回はモエレ沼公園ガラスのピラミッド「HIDAMARI」に設置された巨大ビジョンでの展示、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)でのアーカイブ展示が行われます。

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