SIAF2014

アーティスト・作品

エキシビション プロジェクト パフォーマンス/ライブ

エキシビション

伊藤 隆介

伊藤隆介は映像メディアを通じ人間の記憶の生成や共有をテーマに、サイズの喪失感を伴う映像コラージュやインスタレーションを制作する作家である。近年は主に作品のモチーフとなる場所や建造物を精密な小型模型とし、その内外部にモーターによって可動する小型カメラを仕掛け、そこに映された映像をリアルタイムで大型スクリーンに投影している。
主な展覧会として横浜での「黄金町バザール2012」、「Art and Air」(青森県立美術館、2012)、「Back from Japan」(HPZ-Foundation、デュッセルドルフ、2012)、「Kitara現代音楽入門 ジョン・ケージ生誕100年/メタミュージック(超音楽)/音楽を越境した音楽たち」(札幌コンサートホールKitara、2012)、「札幌ビエンナーレ プレ企画/アートから出て、アートに出よ。美術館が消える9日間」(北海道立近代美術館、2011)、Contemporary Japanese Avant-garde Film(サンフランシスコ現代美術館、2009)、第3回 福岡アジア美術トリエンナーレ2005(福岡アジア美術館)などがある。2011年度札幌文化奨励賞を受賞。
今回の展示では、「都市と自然」をテーマに札幌の象徴的な場所や建造物をモチーフとした模型の制作ならびに模型内部に進入する小型カメラによる映像が大画面で投影される予定。映し出された映像は、実写映像の如く見えるとともにモチーフの歴史的背景が垣間見えることだろう。

http://www.ne.jp/asahi/r/ito/

ItoR_300

〈参考作品〉
《Free Fall(自由落下)》2012
「イメージフォーラム・フェスティバル2012」での展示風景(パークタワーホール/東京ほか)

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