SIAF2014

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エキシビション

今村 育子

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今村育子<向こうの光>2014
Photo:Keizo Kioku

1978年札幌市生まれ。主に日常の中にある些細な光景をモチーフにインスタレーション作品などを制作。訪れる者は一筋のほのかな明かり、かすかな音、影や気配など仕掛けられた要素によって五感が揺り起こされ、遠い記憶や自己を呼び起こされる。近年では北海道空知地区で開催された炭鉱跡地アートプロジェクトにおいて、近代化の象徴とも言える炭鉱跡地の暗闇で微かに漏れる光を受け止めたサイトスペシフィックな作品を展開している。それは、あたかも日本の近代化と共に置き去りになった炭鉱の歴史に再び光を当てる行為にもみえる。

主な展覧会として「奔別アートプロジェクト」三笠旧住友奔別炭鉱石炭積み出しホッパー(2013・2012)、「ART OSAKA」ホテルグランヴィア大阪(2012)、「日常の冒険」札幌大通地下ギャラリー500m美術館(2012)、「Living Art」札幌芸術の森美術館(2011)、「雪国の華 -N40°以北の日本の作家達-」上海莫干山路50号(2009)、「札幌美術展2007札幌を彩る作家たち[街の想い出 私の記憶]」札幌市民ギャラリー(2007)、「FIX・MIX・MAX!現代アートのフロントライン」北海道立近代美術館(2006)など。その他「JR ARTBOX 2014」優秀賞受賞、「おとどけアート[ゆめのとんでんみなみ村をつくろう]」札幌市立屯田南小学校でのワークショップ(2009)、財団法人さっぽろ産業振興財団 インタークロス・クリエイティブ・センター +特定非営利活動法人S-AIR創造拠点交流事業 「S-AIRアワード」によりメキシコ滞在(2006)など。

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