SIAF2014

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エキシビション

上遠野 敏

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上遠野敏<20世紀の肖像(炭鉱の記憶)>2014
Photo:Keizo Kioku

上遠野敏は近年、北海道の空知地区炭鉱跡地アートプロジェクトに取り組んでいる。そのコンセプトは近代化の歴史がもたらすポジティブな測面とネガティブな測面とをアート作品を通じ顕在化させ、近代以降の私たちの暮らし方に一つの示唆を与える。自然との共生、エネルギーにおける新たな創造、インフラ整備のあり方など、北海道における、いや日本における近代化の象徴とも言える炭鉱跡地に焦点を合わせ、様々なオブジェ制作をしている。
主な展覧会として「Distant Observations Fukushima in Berlin」(ドイツ・クンストラウム・クロイツベルク・ベタニエン、2014)、「奔別アートプロジェクト2013」(三笠市・奔別炭鉱ホッパー跡)、「夕張清水沢アートプロジェクト」(旧北炭清水沢火力発電所跡、2011)、「幌内布引アートプロジェクト」(幌内布引炭鉱跡、2009)、「FIX MIX MAX! 現代アートのフロントライン」(北海道立近代美術館、2006)、「Interactiom」相互作用(エルンスト・バーラッハ美術館、2005)、「北の創造者たち 虚実皮膜」(札幌芸術の森美術館、2003)、「北日本の5人作家達」(ハンブルク総合芸術館カンプナーゲル、2001)などがある。
今回は、北海道空知地区の炭鉱跡地に残される素材を使用したオブジェを、500m美術館ガラスケース内にインスタレーションする予定。

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