この度、札幌国際芸術祭2014のゲストディレクターを務める坂本龍一が中咽頭がんであることが判明いたしました。

今後は治療に専念するため、当芸術祭の各プログラム、コンサートへの出演を見合わせることとなりました。
ご期待をいただいておりました皆様には大変ご迷惑をお掛けいたしますこと、心よりお詫び申し上げます。

坂本ゲストディレクターより下記の通りコメントが届いております。
みなさまへ（PDF)

札幌国際芸術祭2014の全プログラムは、坂本ゲストディレクターによる詳細な指示の上で編成されており、担当スタッフによって万全の準備がなされています。一部、中止・変更のプログラムがありますが、芸術祭自体は予定通り開催されます。

なお、9月27日に開催予定であった「Alva Noto ＋ Ryuichi Sakamoto　│　S＆S」については中止が決定したため、すでにチケットをご購入された皆様には代金の払い戻しをいたします。詳しく下記をご覧ください。

>>「Alva Noto ＋ Ryuichi Sakamoto　│　S＆S」開催中止のお知らせ

その他の坂本ゲストディレクターが参加を予定していたプログラムについては、下記の通りとなります。
　■7/19：SIAF2014オープニングトーク「アートは社会、そして人々の心に一石を投じる」
　■7/20：SIAF2014 招待作品「あなたの都市の上に草は生える」トークイベント
　■7/26：Poème Symphonique (ポエム・サンフォニック)
　■8/23：SIAF2014特別シンポジウム「中谷 芙二子：霧は語る」
　■日時未定：札幌市資料館 リノベーションアイデアコンペティション　市長への提言

これらのプログラムについては、代役を当てるなどし実施する予定ですので、内容が固まり次第ホーム等でお知らせいたします。

市民の皆さま方、関係各位におかれましては事情をお汲み取り頂き、何卒ご理解をいただけますようお願い申し上げます。
札幌国際芸術祭2014は、引き続き坂本ゲストディレクターの総監修のもと、スタッフ一同、一丸となって準備を進めてまいりますので、ぜひご期待いただければ幸いです。

>>参考：株式会社キャブ、エイベックス・ミュージック・クリエイティブ株式会社、commmonsプロジェクト推進室による発表