SIAF2014

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清華亭が毛利悠子《サーカスの地中》の展示会場に追加決定!

topix_seikatei清華亭外観

チ・カ・ホ特別展示「センシング・ストリームズ」の参加アーティスト毛利悠子の作品《サーカスの地中》は、「チ・カ・ホ」に加えて、「清華亭」でも展示されることなりました。清華亭は、北海道大学の南側に位置する開拓時代の建物で、札幌市の有形文化財に指定されている歴史的建造物です。130年も前に作られたこの空間でどのように作品が展開されるのでしょうか。お見逃しなく。

■〜アーティストからのメッセージ〜
視察の際に、明治天皇が近代化の様子を視察する際に立ち寄った魅力的な和洋折衷建築である「清華亭」と偶然であうことで、札幌での滞在制作のビジョンがはっきりしてきました。「清華亭」と「チ・カ・ホ」、二つの会場にインスタレーション作品《サーカスの地中》をどうぞよろしくお願いします。

■毛利悠子《サーカスの地中》展示概要
会 場1:札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)北3条広場交差点広場
     鑑賞時間 11時〜19時
会 場2:清華亭(札幌市北区北7条西7丁目)
     開館時間 9時〜16時 
     ※会場1から徒歩で約15分です。

Mohri1_300■毛利 悠子(もうり ゆうこ)
http://mohrizm.net/
1980年、神奈川県生まれ。美術家。日用品やジャンクと機械部品を再構成した立体物を展示環境に寄り添わせることで、磁力や重力、光、温度など、目に見えない力をセンシングするインスタレーション作品を制作している。主な個展に2012年「サーカス」(東京都現代美術館ブルームバーグ・パヴィリオン)、2013年「おろち」(watingroom)、主なグループ展に、2012年「アートと音楽ー新たな共感覚をもとめて」(東京都現代美術館)、「アノニマスライフー名を明かさない生命」(NTTインターコミュニケーション・センター[ICC])、2013年「メディアアートキッチン」(インドネシア国立美術館、ジャカルタ)など国内外多数。東京の駅構内の水漏れの対処現場のフィールドワーク「モレモレ東京」主催。(Photo:Kouta Hikichi)