SIAF2014

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坂本 龍一と真鍋 大度による作品のモエレ沼公園への設置が決定!

芸術祭ゲストディレクターの「坂本 龍一」とPerfumeの舞台演出サポーターや「カンヌ・ライオンズ」での受賞で注目を集める「真鍋 大度」がコラボレーションする新作「センシング・ストリームズ―不可視、不可聴」が、モエレ沼公園のガラスのピラミッドで展示されることが決定しました。

札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)で展開される展覧会「センシング・ストリームズ」において、その空間に流れる不可視、不可聴データを真鍋 大度が可視(映像)化し、坂本龍一が可聴(音楽)化し、ガラスのピラミッドに特設された巨大ビジョン※に映し出します。
この作品は、当初、札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)会場のみでの展示を予定していましたが、作品を作成するに当たり、規模が拡大し、モエレ沼公園のガラスのピラミッドで展示されることが決定したものです。

■作品名
センシング・ストリームズ―不可視、不可聴

■アーティスト名
坂本龍一+真鍋大度 

■展示期間
2014年7月19日~9月28日

■展示会場・時間・内容
・札幌駅前通地下歩行空間(チ・カ・ホ)11:00~19:00 [内容]アーカイブ展示を予定
・モエレ沼公園ガラスのピラミッド(札幌市東区モエレ沼公園1-1)9:30~17:00(土曜は19:00まで) [内容]巨大ビジョン※での展示
 
※ソニーPCL株式会社「4KVIEWINGTM 」より提供する、自発光型超高精細大型ビジョン。
詳細:www.sonypcl.jp/sonypcl/press/press14/140310.html

○ガラスのピラミッドでの作品展示時間は、「7月、8月の土曜日は20時まで(9月中は19時まで)」と一部発表されていましたが、本作の展示にあたり、通期で土曜日は19時までと変更になりました。御了承ください。

<真鍋 大度 まなべ だいと>
Manabe_300

真鍋 大度
Photo: Kazuaki Seki

1976年生まれ。東京理科大学理学部数学科卒業、国際情報科学芸術アカデミー(IAMAS)DSPコース卒業。ジャンルやフィールドを問わずプログラミングを駆使して様々なプロジェクトに参加。MIT MediaLab、Fabricaをはじめ世界各国でワークショップを行うなど教育普及活動にも力を入れる。
Prix Ars Electronicaでは2009年度審査員を務め、2011年度インタラクティブ部門準グランプリ受賞。文化庁メディア芸術祭においては大賞2回、優秀賞2回、審査委員会推薦作品選定は8回を数える。2010年よりPerfumeの演出サポートを担い、ディレクションを担当した「Perfume Global Site Project」はカンヌライオンズ 国際クリエイティビティ・フェスティバル、サイバー部門にて銀賞を受賞、LEDインスタレーションを担当した「Sound of Honda – Ayrton Senna 1989 」がチタニウム部門でグランプリほか15部門で受賞。米Apple社の「Mac誕生30周年スペシャルサイト」にてジョン前田、ハンズ・ジマーを含む11人のキーパーソンの内の一人に選出されるなど国際的な評価も高い。