平成29年2月25日、第9回 編集会議「-壁新聞をつくろう-」を札幌市資料館2階、SIAFプロジェクトルームで行いました。

編集会議では、「札幌の色」を28年度のテーマとして掲げ、「札幌の景観色70色」を切り口に参加者の皆さんと調査しています。2月初旬にSIAFラボ主催で開催した「さっぽろ垂氷まつり2017」のプログラムとして、編集会議の企画「デジタル壁マガジン」を資料館外壁へ投影し、発表を行いました。

本日は、それらの反省と年度内最後の編集会議ということで、今後の活動について話し合いました。

pic_9編集会議_1s↑さっぽろ垂氷まつりでのプロジェクションのようす(2/11撮影)

屋外でのプロジェクションというアイデアは、どこにでも投影できるという考えからスタートしたものでした。しかし、実際に投影したところ想定以上にさっぽろ雪まつり会場などの環境光の影響をうけたこと。来館する観光客は外国人が多く、投影した文書の翻訳をお願いされるといった課題などが挙げられました。また、鑑賞する人を増やす目的で、滞在しやすい”場” を作るのはどうか、という意見や、遠友夜学校(*1)のような誰でも気軽に参加できるものがあるとよいのではないか、というアイデアも提案されました。
反省をしつつも、こうしたらもっとよくなるのではないかといった改善提案が出され、編集会議の活動の幅がより広がっていく気配が感じられました。

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そして、SIAFラボ編集局のもう一つのプログラム「ラウンジトーク」との連動について言及がありました。

もともとは、編集会議で調べている事柄について、有識者をお呼びして話を伺うものとして企画されていたのですが、前期は調査する内容や、情報発信方法が決まっておらず、これまで連動した展開ができていませんでした。しかし、2月にようやく景観色の「楡」色からハルニレに関してのトークを開くことができた経緯があり、ラウンジトークが、来年度も編集局のプログラムとして行うか、全く関係のないトークプログラムとして行うか、参加者に意見を聞いてみたところ全会一致で前者、編集局のプログラムとして開催する方向にまとまりました。

 

会議の後半では、参加者の調査内容についての進捗報告が行われました。新たに原稿を起こしてきた方もいれば、取材した際に入手した資料を共有してくださった方もいて、それぞれの情報がより厚みを帯びていました。そのうちいくつかはWEB上でのアーカイブページや、3月に開催されるSIAFラボ活動報告会などで公開予定となりました。

pic_9編集会議_2s↑景観色の「札幌玉葱」色からの調査記事

 

次回の編集会議は、5月ころを予定しています。調査するテーマの検討とともに、札幌国際芸術祭(SIAF)2017の開催年ということで、SIAFにかかわるものについても検討します。

 

 

遠友夜学校(*1)…1894年(明治27年)に新渡戸稲造と萬里子夫人によって設立された学校。家庭の事情など様々な理由で学校に行きたくとも行けなかった子どもたちのために建てられ、1944年(昭和19年)に閉校になるまでの50年に渡り、無料で開かれた。また、2011年から2014年まで、札幌資料館内に記念室として関係資料が展示されていた。