2015年8月に行われた子供向けワークショップ「世界をつなぐ音をつくろうーサウンドプログラミングがつなぐキミと世界」(レポート)と、札幌市立大学の公開講座として行われた「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2015」の成果発表として展覧会「オト・ナ・コード・モ」が札幌市資料館1階SIAFラウンジと、2階SIAFプロジェクトルームにて開催中です。

12AngryMan_2015Furano-4

 

「世界をつなぐ音をつくろうーサウンドプログラミングがつなぐキミと世界」ではSonic Piを使って音作りを、「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2015」ではProcessing、JavaScript、Max、openFrameworksの4つのプログラミング言語を用いてビジュアルやオーディオの制作を行いました。それら2つのワークショップで参加者によって作られた成果物を用いてSIAFラボのプロジェクトメンバーが作品を制作しました。

 

SIAFプロジェクトルームには、1つのスイッチャーが配置されています。来場者がスイッチを回すことで8月に子どもたちがSonic Piで作ったサウンドが再生され、どのように音が作られているかがわかるよう壁面にソース(プログラムを記述した文字列)が表示されます。もう1面には映像が映し出され、スイッチを押すことで様々な種類の映像が切り替わります。映像は選択された音とシンクロ(連動)して動くので、様々な音と映像を組み合わせて楽しむことができます。

12AngryMan_2015Furano-79

12AngryMan_2015Furano-81

 

同会場では実施した2つのワークショップを紹介するパネルの他、「クリエイティブ・コーディング・スクール in さっぽろ 2015」で用いた4つのプログラミング言語を紹介するディスプレイが展示されています。また、SIAFラウンジにはSonic Piの体験コーナーが設置され、様々な角度からメディア・アートの基礎とも言えるプログラミングの世界を体験できる展示となりました。

12AngryMan_2015Furano-56

12AngryMan_2015Furano-52

 

初日の9月21日には、SIAFのプロジェクトメンバーによるオープニングイベントとしてSonic Piと楽器によるライブ、VJパフォーマンスが行われました。

このイベントで使用されたのが、ハスカップジャムパイという、SIAFラボが独自でSonic Piを改良したソフトウェアです。ハスカップジャムパイは、(1)SonicPiの日本語化(2)複数のPC間でのデータ共有機能の追加、という2つの特徴があります。日本語化では小学生でも楽しんでプログラミングを学べるようにチュートリアル(解説)の表現をわかりやすくしたり、サンプルプログラムを工夫したり、誰もが扱いやすい解説の表現を目指しました。また、データ共有機能は、実際にオープニングイベントでテスト的に使用しました。ライブではギターによる生演奏、Sonic Piによるライブコーディング(音を鳴らしたままリアルタイムでプログラミングを変更、追加していく)、それらの音にシンクロするようMaxで作られた映像でパフォーマンスが行われ、展示とはまた違ったリアルタイムだからこそ行える表現を来場者に体感していただきました。

12AngryMan_2015Furano-27

12AngryMan_2015Furano-31

 

12AngryMan_2015Furano-46

今回SIAFラボが作成したSonic Piの日本語マニュアル、及びネットワーク共有ができるSonic Pi(ハスカップジャムパイと命名)は現在、本家Sonic Pi開発者へ、Sonic Piに導入してもらうよう連絡をとっています。こちらについては進捗があり次第お知らせいたします。 

 

プログラミング・ワークショップ[子供編・大人編 合同展覧会]

展覧会「オト・ナ・コード・モ」

開催日時:日時:2015年9月21日(月・祝)~27日(日) 10:00-19:00 ※9月24日(木)は休館日
開催場所:札幌市資料館 1階SIAFラウンジ/2階SIAFプロジェクトルーム

【オープニング・イベント】 
開催日時:9月21日(月・祝) 16:00~17:00
開催場所:札幌市資料館 2階SIAFプロジェクトルーム