札幌国際芸術祭
会期 8月6日(日) – 10月1日(日)
時間 各企画に準ずる
会場 札幌市電
撮影:詫間 のり子

札幌のまちなかを走る市電は、2015年、切り離されていた約400m(「西4丁目」と「すすきの」停留場間)の路線がつながり、ループ化が実現しました。これは「都市と自然」というテーマを掲げた初回の芸術祭が開催された翌年のことでした。

このループ化された市電を舞台にしたプロジェクトが「市電プロジェクト~都市と市電~」です。今日の札幌に欠かせない市電。そして、市電のループ路線が囲むエリアである旧山鼻村は、早くから開拓が進められた歴史を持ちます。本プロジェクトではこのエリアの現在の姿だけでなく、これまでの歴史や営みにも注目し、「市電(路面電車)」に新たな役割・表情を持たせることで、エリア特有の魅力や可能性を引き出すような仕掛けを、アーティストと市民が共同で考えていきます。そのプロセスで、さまざまな実験や取り組みを実践しますので、その様子を逐次公開し、成果を共有していきます。

また、このプロジェクトで見出した情報やプロセスをアーカイブする予定です。未来の札幌の創造活動につながるプロジェクトが始動します。

ライブライブ・ノイズ電車

開催日 未定(複数回実施)
時間 各回 19:00 出発予定(約60分)

2012年のフェスティバル FUKUSHIMA! を原点とするノイズ電車が、市電を会場に展開します。複数のミュージシャンが市電に乗り込み、ノイズミュージックを演奏。観客は、鳴りやまない音の渦に飲まれ、ライブ空間へと変容した市電によって夜の札幌を周回します。

公演札幌市電×指輪ホテル

開催日 9月23日(土・祝)・24日(日)
時間 未定(1日2回予定)

アーティスト「指輪ホテル(芸術監督:羊屋白玉)」が、市電やその周辺地域を舞台に新作となる演劇を市民とともに制作し、公演します。今回は、市電周辺エリアならではの風景、人、物、出来事に注目し、時には市電の車内で、時には車窓からの風景の中で、それらの要素を指輪ホテル独自の観点で演出に盛り込んだ演劇が創作されます。制作にあたっては、さまざまな形で市民を巻き込みます。パフォーマンスの参加はもちろんのこと、美術や衣装の作成、映像撮影として作品を発信、アーカイブ化する重要な役割にも市民が参画。創作される様子を公開しながら、札幌の皆さんと一緒につくりあげる作品を目指して展開します。

プロジェクト市電放送局JOSIAF

開催日 会期中隔週で放送予定
放送時間 未定
定員 20名

市電そのものをスタジオにした放送局がこの夏、開局します。この放送局では、市電の成り立ちや市電周辺の歴史、習慣、営みの特徴を要素に、さまざまなゲストを迎え、トーク番組から音の実験まで、市電の仕組みやその隠された機能を生かして番組が制作される予定です。放送内容は、すべて電車内から配信、収録されますので、市電がラジオのスタジオとなり、電車に乗りながら公開収録を楽しんでいただけます。ミニFMやインターネットを介した媒体を利用するなど、広く配信も予定しています。

プロジェクトラッピング電車SIAF号

開催日 会期中毎日運行予定
運行時間 未定
講師 佐藤 直樹(SIAFバンドメンバー)

共催: 札幌市中央区

市電プロジェクトとSIAFデザインプロジェクトとの連携企画として、札幌市中央区に住む小学5~6年生と共にワークショップを通じてラッピング電車SIAF号のデザイン(設計図)を考案します。その図案をもとにラッピングされたSIAF号は、会期中、毎日どこかの時間に出動し、通常運行のみならず市電プロジェクトの各コンテンツの会場としても活用されます。

プロジェクト